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息子日記。寝かしつけ。2022.2.14

今日も寝かしつけ。
19時半から20時半まで。

もう少しリビングで遊びたかった息子はギャン泣きしていました。

ママの代わりにパパが来ると、ちょっとだけおとなしくなってバトンタッチ。

暗い部屋で、ひそひそとおしゃべりして。

息子は急にこう言いました。
「パパが死んじゃったら、ボク泣いちゃうよ」

えっ!と驚き。
「パパは、いつも元気だよ、大丈夫」
と答えました。

息子は
「パパが死んじゃったら、ママとボクと二人になっちゃうんだよ」。

真っ暗な中、こっちを見て、手を握ってます。

「パパは元気だから、パパとママと◯くんと、三人でずっと一緒だよ。ずーっと一緒だよ」

と言いました。

すると安心したのか、しばらく口笛を吹いたり、口をもぐもぐしたりして、そのうち、静かに寝ました。

ドキッとすることを言うものです。

寝ついてからも、しばらく手を握っていました。

この手の温かみは、僕の両親や、妻の両親や、そのまた両親の両親・・、ずっと昔から続いてきた温かさなのでしょう。

そしていつかは、離れる時がくる。息子の成長とともに。

そしていつの日か、この世の最後の日に、意識のない僕の手を、最後の時までしっかり握ってくれるかもしれません。

その瞬間に僕はきっと、この小さい手を思い出すことでしょう。

その時まで。
ずっと、そばで、守っていきたいと思っています。

手と手を流れる、温かなエネルギーは、一番純粋なものであるように。

この世に生きて暮らしていく中で、いつも、いつも、純粋で温かいエネルギーと共にいることを、努力し続けたいです。

布団をそっと出て、足のギブスの重みを感じながら、這いつくばって、寝室を出ました。

静かな寝息と、手の温かさは、いつまでも心に残っています。


おわり。

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