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富士山

僕はモノレールが好きだ。
今日も仕事に向かう途中、モノレールで移動した。そのとき、いつも進行方向右側に座る。空と森が綺麗だからだ。
今日は空いてなかったので、左側の座席に座った。そして外を眺めていると、雲に隠れた富士山が見えた。びっくりした!富士山見えるじゃないか!ずっと背を向けて座ってたんだ、と。なんということだろう。何回も何回も乗っているのに、今まで気づかなかった。
先日の死角、に通じる話かもしれない。当たり前に思っていたことの裏に、新しい世界が広がっているが、それに気づくことはほとんどない。自分がミスをした、予定とは違った、ということでしか気づけない気がする。
うまく行ってることは、本当にうまくいってるのだろうか。
逆にうまくいかないからこそ、見えてくるものがあるのではないか。

この世が常に移り変わりゆく無常の世界だとするならば、「これはこうだ」という価値観、しかも正しいと信じてるものほど、しっかりと観察しなければならないな、というお話。

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