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「アコースティック」な音。

お知らせ。

9月4日(金)Live!R-Sprit「ハートに火をともせ」(都内・青山)本日です!まだお席わずかにあります!ライブハウス規定で、かなり少人数設定なので、ゆったりとくつろいで楽しめます。

9月9日(水)「アコースティック・メディテーション」(新大阪付近)

9月6日(日)13日(日)「覚醒塾。オンライン寺小屋2日間」(オンライン)

9月26日(土)東京「アコースティックメディテーション」(都内・赤坂)*9月4日AM 10時より募集開始。

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(今日の記事は無料記事です)

アコースティック。「acoustic」。“電気を使わない楽器の音のことを一般的に指す”。

今日は、一見「音楽」がらみの話に聞こえるかもしれないけど、「音」の神秘や、音の秘密に関するお話だ。

精神世界や、霊的世界。いわゆる「スピリチュアル」という感性を追求していくと、必ず出会うのが「周波数」とか「波動」というやつなんだが、これって何も怪しい話でもなんでもなくて、実は『科学的』な話なのだ。

あらゆるものが、振動していて、周波数があり、そこから波動が放たれる。その振動が、あまりに早すぎて目に見えないだけで、実は世界は振動しているし、あなた自身、細胞単位で、分子単位で、原子単位で、すべてが振動している。そして、総体としての、あなたの周波数ができ、あなたの波動が生まれる。

物質に限らず、光も振動だし(目に見えている「可視光線」の七色に表される波長は、全体の僅か数%に過ぎない)、あなたの思考や意識も振動だ。物質化できないくらい高速回転なのだ。逆に言うと、我々物質世界の住人は、それほど光の世界からみたら、重く、遅く、低い周波数の世界だということだ。

さて、俺はずっと音楽をやってる。歌い、曲を作り、楽器を弾き、音源を制作する。音楽は「メロディー(旋律)」「ハーモニー(和音)」と「リズム(節・拍)」によって構成される。

音楽も、やっていくとどんどん繊細になる。例えばリズムだって、秒数にしたら、時間にすると、100分の1秒単位の打楽器の音のプログラミングとか、当たり前にやってる。その違いで、「グルーヴ」というものが生まれ、メトロノームきっかりに近づけると、平面的で、機械的なリズムになる(それはそれで、ハウス・ミュージックやテクノ・ビートとして、一つのリズム体系ではある)。

音は、振動であり、波である。音こそが、我々に最も身近な「波動」なのだ。

音色や旋律の話になるが、ピアノの黒鍵と白鍵で「半音」とされ、音は12分割さて、13番目にオクターブ(ドレミファソラシ“ド”)があがる仕組みだ。これは音楽家が作ったわけでなく、紀元前5世紀のギリシアの数学者である「ピタゴラス」が作った音階であり、周波数という数値を元に作られた。

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それが現代の音楽の音階に適用されているわけだが、実際には、電子楽器以外の「生」の楽器なら、出る音はきっちりと数値上の周波数にならない。

そこは調律によるし、バイオリンなどは、わずかな指の位置でピッチが変わる。そして「歌」だ。実は「いい歌手」と呼ばれる人ほど、実はきっちり音程があっているわけではなく、少しフラット(低い)していたりするものだ。それが「味」になる。

余談だが、最近のボーカロイド(AIによる機械音声)は“あえて”ピッチをわずかにずらすことによって、人間らしく作っている。昔よりも、よりリアルになった。大したものだ。

しかし、普通の人は、そのわずかな音程の高低のズレや、リズムの繊細さに気づけないだろう。俺だって、耳が鍛えられるまで、まったくその違いに気づけなかったし、そんな繊細な世界があるとは知らんかった。

でも、気づかない=認識できないからと言って、その違いに影響がないわけではないし、波動とか、そういう観点での干渉が起きないわけではなく、やはり放たれる波動には、良くも悪くも確実に干渉される。

それが「なんか良いね」になったり、「なんかピンとこないなぁ…」とか、そういう感覚になっていく。そこで、自身の周波数帯との共鳴などにより、好き・嫌いなどに別れたりする。
(好きな人がやってたら、何をやってても良い曲、良い歌と思うのは、心理的な構造です)

今度、大阪で9月9日、東京で9月26日に「アコースティック・メディテーション」というタイトルで対面イベントをライブ形式でやるんだけど、ここでは「音」を使ったメディテーション(瞑想)をする予定。

声や、いくつかの打楽器を、生で届ける。

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写真は、シンギングボウル (左下)、ティンシャ (右)。これらはチベット人の手作りのもの。そしてバッファロードラム。こちらは合成樹皮だが、低音がしっかりと出て、音に伸びもある。シンギングボウルは先日購入したばかりだが、最近は毎日、これらの「音」を駆使した瞑想を取り入れている。アコースティックギターもかなり使う。

生の音。特に、自然の「木」や「金属」。そして「声」。これらが心地良いと感じるのは「倍音」が含まれるからだ。

倍音とは?

倍音とは、簡単に言うと、例えば「ド(C)」の音を出しても、メインに聞こえる音、「基音」に対して、実は様々な音域の音が鳴っている。(専門的にし知りたい方はこちらを→聴くだけで音感入門

実は、音とはよく聞くと、様々な音が入り混じって、一つの音色になっている。鍵盤を一つ押して、その基音に対して、オクターブの音、5度の音など、微かに鳴っている。

(シンセサイザーは、あえて倍音を出さず、単一な周波数だけを出すことができる。それが当時は逆に新鮮だったのだろうね)

「声」も、かなり倍音が含まれている。モンゴルのホーミーに代表されるような、倍音を強調する発声法があるし、「癒しのある声」と言われる人は、自然に倍音が多く含まれている。それほど、倍音に含まれる様々な周波数は、人の心身、そして、もっと深い部分へ癒しや、浄化を与えることができる。

しかし、ただ単純に、いろんな音色や音程を鳴らせばいいというものではない。大事なのは「調和」。自然に発生する倍音は「調和」しているから、そのような癒しが起こる。

俺も『倍音唱法』という、倍音が強く発生する発声法ができる。これは普通に歌唱法の一環として、胸郭、喉、顔、頭蓋骨など、自由に響かせるポイントを操れる技術を持っていたのと、毎日お経を唱えているおかげで習得できたが、誰だって身に付けることができる。

そして、ここ1年くらい、日本語の一音一音に込められたエネルギーの言霊や、リズムや、音程に関するエネルギーの流れなどを探求していて、それが使い方によってはとてつもないヒーリング効果や、浄化作用、そして、意識変容を起こす。

古来より、精神的イニシエーションや、宗教儀式で音楽は欠かせないし、マントラやお経なども、意識覚醒のためにあると言っても過言ではない。

リズムも、打楽器一つで、人は高揚したり、トランス状態になったりする。それほど、音楽というのは、人の意識に直接的な作用がある。著書、「人生をひらく不思議な100物語」でも、座禅中に恍惚のエクスタシーに陥ったエピソードを載せているが、実はそのポイントは「リズム」だった。

自分のリズム、地球のリズム、宇宙のリズムが同調した時に、何かが開かれて、自分の中に天上のエネルギーが流れ込んだ。

倍音の話に戻るが、倍音には、我々の肉体、細胞のみならず、『オーラ』と呼ばれるエネルギー体の部分に強く干渉する。

我々は肉体存在であるが、まずはエネルギー存在である。これらは振動数が高いので、物質化していないから、なかなか認識できないが、一つの基音に対して、様々な周波数が鳴るように、我々の「肉体存在の自分」という基音だけの存在ではなく、様々な周波数領域を持っている。

エネルギー体(オーラ体)について

その周波数領域を「エーテル体」「アストラル体」「メンタル体」「コーザル体」などと分けることができる。これはそのまま、宇宙の次元領域にも反映する。まあ、その辺はあまりにオタクすぎるので今は詳しく書かないが、実は我々は、認識できる肉体存在や思考の部分よりも、遥かにエネルギー体領域の方が広く、大きいのだ。

だからこそ、肉体への調整はもちろん大切だが、エネルギーの部分の調整こそが、肉体や、特に精神面への影響につながる。治療なども「根本治癒」を行うには、エネルギー領域へのアプローチが必要であり、実際、慢性病のような疾患は、肉体部分だけなく、エネルギー体部分にも、その病や傷が存在している。だから、肉体だけを癒しても、すぐに戻ってしまうのだ。

これは“予言”どころか、賭けてもいいが、これから必ず、サウンドヒーリングや、音により磁場調整などが主流になる時代が来る。音楽のあり方も、現在のような「娯楽」「アトラクション」ではなく、もっと人間の精神活動に関わるような位置になるだろう。それほど、音、つまり「波動」そのものとして、アート(芸術)の分野の役割は大きい。

アコースティックとは?

音と言ってもいろんな音があるが、生楽器全般をアコースティックサウンドと呼び、シンセサイザーなどの、機械的に作り出された音色はもちろん、エレキギターなどの電気回線を通した音も、アコースティックとは言わない。

厳密言うと、生楽器でも、マイクを通したらアコースティックの規定に入らず、スマホやら、オーディオスピーカーで聴いてるものはアコースティックではない。そして、さらに細かく言うと、録音された時点で、デジタル信号に変換されていると、それをアコースティックと呼ぶのかも微妙だ。

音の世界は金がかかるのもの。今、レコーディングを進めているが、数百万円くらい楽勝に吹っ飛ぶ世界なのだ。なんでそんなにお金がかかるかといえば、演奏家へのギャラの他に、スタジオ費用、エンジニア費用がかかるんだが、それほど、そのままの音をできるだけ混じり気なしで、良い状態で録音して、それを良質な状態でアウトプットするって大変な作業なのだ。

今、何気なく流れている音楽の大半が、そのような膨大な労力と手間隙がかかっていると思ってもらって良い。素人でもそこそこの音が作れる時代になったが、やはり、アマチュアの限界がある。

今、ソーシャルディスタンスで、人と人との距離を取れと、世界ぐるみで推し進めている。人が人の「声」を聴かない時代。

リモートで、会話はできる。言葉の内容は耳に入る。頭に入る。しかし、それはあくまでも情報伝達手段の言葉でしかなく、深い部分の共鳴は、なかなか難しいものがある。

日本全国で「祭り」が中止になった。祭りでは「太鼓」や「笛」などの音を、自然と耳にする。あのアコースティックな響きが、人々を高揚させ、心を開かせ、浄化する。

全国で、ライブイベントも減っている。一時期はライブハウスは完全に社会悪とされるくらいの勢いだった。今も、軒並み全国のライブハウスは閉店、廃業に追い込まれている。

日本から、世界から「アコースティック」が減っていく。

我々は、倍音と共に存在して来た。何度も言うが、この倍音は、鼓膜だけで聴いてるのではなく、オーラなどに影響するので、耳が聞こえない人も同様だ。そもそも耳が聞こえない人も、「響き」は感じている。鼓膜で聞くものだけが音ではない。

とにかくおすすめしたいのは「自然音」だろう。

都会の音はノイズが多い。それは「不調和」な音。つまり「不協和音」だ。冷蔵庫やエアコンの唸り声、ビルや変電所から放たれる音、車、電車、飛行機…。これらには「低周波」と呼ばれる不協和音が多く含まれてて、我々の脳に悪影響を及ぼすと呼ばれている。

もちろん、それを排除することなんてできないし、するつもりもない。我々は現代、それらの恩恵を受けているのだから。しかし、それに依存し、低周波をずっと浴び続けると、やはり人は疲れやすくなり、イライラしやすくなったりする。

だから、自然の音を聴いて欲しい。自然の中に、身をひたして欲しい。海辺の波の音。川のせせらぎ、山の木々のざわめき。葉の擦れる音。鳥の声、虫の声。雨が土や木々の葉を打つ音。

これらは倍音だらけで、しかも調和している。人は、自然の中に癒されるのは、空気とか景色だけではなく、実は低周波の影響がなくなり、倍音による調和音の影響が大きいのだ。

ぜひ、都会生活でも、大きな公園とかに足を運ぶといい。そこで耳を澄ませる、全身で音を感じる習慣をつけるといいと思う。

そしてもちろん、宣伝ぽくなるが、そのような「アコースティック」な音、音楽を楽しめる『場』に行くことだ。癒され、浄化され、免疫力も上がるし、気持ちも前向きになる。余計な思考が取り払われて、気付きが起きやすくなる。

リアル開催をするのは、何かとリスクがある妙な時代だけど、最低限の社会的ルールは守りつつ、そういう「場」を、提供していきたいと思ってます。

冒頭にも書いたけど、9月9日(新大阪)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSemwXGXfh3Aut0RIyy09Y7kaV95wIYqDlvuxojAKmFbowPIZw/viewform?usp=sf_link

9月26日(都内)

で、リアルの音を楽しめるイベントをやります。アコースティック・メディテーション。*9月4日AM 10時より募集開始。

オンラインでも、音や声を使った瞑想はいつも定番で、評判よしです。




サポートという「応援」。共感したり、感動したり、気づきを得たりした気持ちを、ぜひ応援へ!このサポートで、ケンスケの新たな活動へと繋げてまいります。よろしくお願いします。