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目醒めよ日本人!! 封印された「麻(あさ・ヘンプ)」と「痲薬(まやく)」の関係について。


時事ネタになるが、芸能人が「大麻所持」で捕まったのは、ご存知の方は多いだろう。

俳優の「伊勢谷友介」さんは、俺もかなり応援していた。彼の俳優業以外での活動はもちろん、Youtubeでの生活ぶりなどを見て、個人的にはかなり好きだった。今後も、変わらず応援する気持ちは変わらない。日本では現状『非合法』だが、大麻を吸っていたことと、彼の人格や行為、まして役者としての作品とは関係がない。

もちろん、これが人を傷つける凶悪犯罪とか、社会的混乱をきたすような事件なら、話は別だ。それは人格を疑われても仕方ない。実際、社会には慈善活動家の顔をして、薬をばらまくふりをして毒薬を撒き散らす者もたくさんいるわけだ。

そして実際のところ、報道でしかわからない情報だから、100%信じてはいない。本人から話を聞いわわけではない。世の中のマスコミの発表の大半が嘘が多かったり、裏があることばかりなのだ。

しかし、それが事実だとして、これが「覚醒剤」なら、俺も印象はかなり違った。では、どうして「マリファナ(大麻)」に対しては、俺は悪印象はないのか?

大麻といえば日本では「麻薬(まやく)」だ。おそらく国民の大半が、悪いイメージを持っているだろう。映画やドラマでも、薬物中毒になって「シャブをくれ〜」と言って、廃人になってるシーンとか、たくさん見たことがあり、すっかりイメージが毒されていると思う。

麻薬と言っても色々あるんだが、多くの国民が、覚醒剤、コカイン、ヘロイン、マリファナ、MDMAなどのドラッグ、それらの区別を知らないだろう。全部同じようなものと思っている節がある。

Twitterでも、あれこれ書いた。

おそらく、このnoteを読む人は、テレビ洗脳やメディア洗脳が解け始めている人が大半だろうし、大麻の事も詳しいかも知れない。しかしあえて、まだ知らない人のために、大麻について語らせてもらおう。

なぜなら、「麻(ヘンプ )」を知るのは、「日本人」を知る、と言っても過言ではないからだ。日本の歴史、封印された真の力を、知っておいた方がいい。

これは、我々に日本人にとって、とても重要な事だ。

麻(あさ)とは、戦前までは日本中で栽培されていた“植物”である。中国の古代書の魏志倭人伝や東夷書には、日本人(弥生時代)は麻布の服を着ていたと書かれているし、縄文遺跡でも、麻の種なども見つかっており、1万年以上、我々日本人にとって日常にある植物だった。

ヘンプ繊維は、衣服としてオーガニック愛好家の人たちの間で広まっているが、実はスーパーフードでもある。あまり知られていないが、実も食すことができて、良質なオイルが取れる。オメガ3脂肪酸を豊富に含み、栄養価は満点だ。

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我が家も、麻の実ナッツを、サラダなどに振りかけて食す。味噌マヨネーズのディップに和えて、キュウリなどを食べるのも香ばしくてうまい。息子もそれなら食べる。

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(写真右が、ヘンプナッツ。サラダに振りかけて食べます)

中央アジアでも、1万年以上前に栽培されいてた形跡があるらしい。だが、特に日本人は麻との関わりが深い。

実際、今でも日本の神社での神事や、神職の衣服は、正統、正式にはすべて『麻』だ。しめ縄だって、本来はすべて麻でやるのが伝統。天皇家の御神事だって、麻を使う。(理由は後に書く)だが今は、なかなか麻は手に入らないので、ビニールなどを使う場合も多いが…。

日本人は、自然と共存してきた。西洋でもハーブ、中国でも漢方などを利用するが、日本は「麻」「真菰(マコモ)」など、食べたり、薬効成分だけをもらうのではなく、繊維もすべて使い、土壌改良にも使っていた。自然のパワーを余すところなくいただき、縄文人は人と自然が争いなく、人と人も争わず、1万年以上も続いたのだ。

その歴史は、ずっと続く。日本は仏教が入り、貴族社会、そして武家社会になっても、ずっと天皇家はあり、神職がいて、日本中に神社があり、繊維やオイルが使われてきた。だからずっと、日本中で麻は栽培され、利用されてきた。

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