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探求文庫 #111  「期待」することについて

探求文庫 #111  「期待」することについて


毎年この時期になる会話として、「もう12月ですね〜、早いですね〜」とありますが、本当にそう思います。

時間ってなんでしょうね?何時とか、何日、何月、という「数値」に我々は置き換えていますが、時間って数字ではないですよね。朝昼晩という現象も一つの時間の目安。つまり、時間は宇宙とも言えます。ただ、それよりももっと不思議なのが「早かったり遅かったり」するという「感覚としての時間」です。

となると、時間とは、感覚??

まあ、この辺は考えると面白いですね(少なくとも俺はそう感じる)。しかし、ここを考察すると僕は多分一冊本が書けるくらい内容なので割愛します。

さて、そんな12月といえば、相変わらず世間はバカの一つ覚えのように「クリスマス」です。(⇦口が悪い?)

あなたはクリスマス・プレゼントにどんな思い出がありますか?

実は僕はあまり子供の頃のプレゼントって印象や特に思い出がないんですよね。

子供の頃から「欲しいもんは自分で選びたいからその分の金をくれ」というかわいげのない子供でして、だからクリスマスも誕生日も、小学校の低学年からずっと現金支給でした。

ちなみに、その“お小遣いプレゼント”になる以前はファミコンのゲーム・ソフトでしたね。ただ、本当に自分が欲しかったソフトというよりも、兄貴から「お前はこれを買ってもらえ!」と半分強制的なもので、だからあまり印象がないのかもしれません。

うーん、なんか書いてて悲しくなりますわい(笑)

ただ、最近聞いた話で、こんなクリスマスプレゼントの逸話があります。

その女性が物心つくかどうかという頃、上の兄弟姉妹たちが(その人は末っ子)、みんなカラフルな包装に包まれた大きな箱のプレゼントをもらっているのも見てて、自分もあんな大きなプレゼント箱をもらえると期待してたら、もらったのは小さな箱。包装紙も地味…。

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