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目醒めの言葉 「悲しみ」という感情

人は生きているとあらゆる感情を感じる。

感情には、ポジティブな感覚をもたらす、喜び、心地よさ、満足感などがあり、反対に、ネガティブな感覚をもたらす、怒り、悲しみ、不満などがある。

精神世界の世界では「波動」という言葉をよく使う。「周波数」とも呼んだりするが、その定義は人それぞれだろう。

感情がポジティブな状態を「波動が高い」と表現することが多い。

波動が高いと、それに見合った「良いこと」が起きるとされている。だから波動を高く、周波数を高く保つためには、ポジティブな感情をたくさん味わい、ネガティブなものを排除しよう、と様々な自己啓発やスピリチュアル系のメソッドとして語られる。

では、ネガティブな感情は、周波数や波動が低いのか?

違う。“純粋な感情”自体には、その人の「波動」や「周波数」とは関係がない。感情はただのエネルギーだ。あなたの総体の一部分の周波数であり、あなたは思考、感情、肉体を持ち、さらに複数のレイヤーを持っているので、一部分は確かに全体に作用するが、それがあなたという全体像になるわけではない。人間には色んな一面がある。

しかし、ネガティブな感情を抱えている人は、確かに周波数が低く、それに見合った体験をすることが多い。

しかしそれはネガティブな感情の波動が低いというより、感情に飲まれ、冷静な思考と自分を見失い、肉体反射的になり、動物的になっているからだ。

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言葉の力で、「言葉で伝えられないものを伝える」ことを、いつも考えています。作家であり、アーティスト、瞑想家、スピリチュアルメッセンジャーのケンスケの紡ぐ言葉で、感性を活性化し、深みと面白みのある生き方へのヒントと気づきが生まれます。1記事ごとの購入より、マガジン購読がお得です。

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