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役に立たないとダメですか?

このnoteを、いわゆる「ブログ」というカテゴリーに入れていいのかわからないが、おそらく「有料ブログ」とうコンテンツなのだろう。

僕自身「ブロガー」という肩書もあると思うのだが、ブログ歴は10年くらいになります。

芸能人なら「今日はこんなランチ食べました〜」でアクセスが稼げるが、ブロガーはそうではない。日々、興味を引き立てる「お役立ち情報」を発信しないと、「アクセス」や「いいね」が増えない。

僕も2016年に個人事業主で起業して以来、ブログやSNSによる、インターネットを使った情報配信はもはや「仕事」の一つだった。

人から共感を得て、楽しんでもらえて、かつ「お役立ち情報」として受け取られるような、熱いメッセージ、心揺さぶる言葉などを出しつつも、その中に自分のキャラクターを知ってもらうために、7:3くらいの割合で、3の部分に、自分の日常の日記や、日々の生活とか交友関係など。

この「3」の部分は、ブログになるとガクンと「いいね」が減る。なぜなら「役に立たない」からだ。読む人は、「お役立ち情報」を求めている。確かに、僕が旅に行って、こんなトコ行って、こんな人にあって…、みたいのは、一部の“ファン”をのぞいては興味がない。しかし、この部分を疎かにしては、いざ「会いたい」と思われるかに大きく影響するので、定期的に発信すべし…。

と、ある人から教わったし、多くのセミナーブロガーはそれをうまくやっていた。だから僕もそれに倣った。

で、今このnoteは、基本「有料マガジン」でやっている。無料で知ってもらって、興味持ってもらって集客する、というスタイルを完全に捨ててはいないが、大きくウェイトを減らした。主軸だったFacebookとアメブロもお知らせにしか使ってません。

今は「お金をもらって、記事を書く」ということをやっています。で、これを読む人の立場だと「お金を払って、記事を読む」ということだ。つまり「お金を払ってでも読みたい」と思わなければ購読なんぞしない。

僕自身、いくつか情報系で有料のものを購読しているが(かと言って真面目に読んでないし、半分応援として)、情報を買うという気持ちなのだから、情報の「質」は重要だろう。当たり前です。

これからはあらゆる情報は「無料垂れ流し」を享受するのではなく、「必要な情報はお金や労力を使って取りに行く」ということが大事になる。なぜなら「情報=エネルギー」だからだ。循環が起きないと、何も生まれない。

だから、noteのマガジンを書くことはそれなりにプレッシャーはありました。

いや、今もあるといえばあるのだけど、去年ほどではない。今はゆるくやってます。「役立つ」ってなんやねん?って話です。役立つような「よく当たる宝くじ売り場を教えるような」ことは僕は書いてませんし、自己啓発的なことは書くけど「やり方」は書いてないですから。

もちろん「ヒント」や「気づき」には繋がると思う。だから書いている。

そもそも僕が「これは役立つ!」と思って書いても、響かない場合も多々ある。だから今は結局「書きたいことを書きたい時に書く」ようにしている。そして自分自身「役立つことを書こう」なんて気持ちでいても楽しくない。僕自身が楽しめないものを、人に読んでもらうなんて本末転倒だ。感覚の共有をしたいのに。

さあ、というわけで、ここから僕の旅の日記です!

え?「お役立ち情報」じゃないのかって? 
さあ…。多分、なんの役にも立たないでしょう(笑)

でも大事なのは「知る」より「感じる」だと思ってます。誰かから与えられるコンテンツを受け取るのではなく、自分で探して受け取るのです。そのために必要なのは「感受性」であり、「繊細さ」です。

だから僕は「もっと感じたい」から、旅をします。色んな場所に行き、色んな人に出会い、自分でキャッチしていく。

さて、今回は4泊5日。

アメブロにも日記的に全体像を載っけた。これは自分のためでもある。

しかし、実は全部は載せていません。

あまり人に教えたくないというか、今までみたいに「見て見て〜!」と、ならなかった。以前はSNSを駆使して、行く先行く先で投稿して、フォロワーさんと共有しているつもりだったけど、今は大事なことこそひっそりと、自分の内側に留めたくなっている。

そもそも「見て見て!」と投稿しても、それを見て「いいね!」とかコメントもらって共有したつもりでも、実際のところはさほど情報の共有はされてないのだ。映像や写真で「シェアしたつもり」になり、「わかったつもり」になってる場合が多い。

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言葉の力で、「言葉で伝えられないものを伝える」ことを、いつも考えています。作家であり、アーティスト、瞑想家、スピリチュアルメッセンジャーのケンスケの紡ぐ言葉で、感性を活性化し、深みと面白みのある生き方へのヒントと気づきが生まれます。1記事ごとの購入より、マガジン購読がお得です。

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