【卒寿お祝い】アルツハイマー認知症母の介護奮闘記2024/10/08
無事に終わりました。母も集まった家族もとても楽しいひと時を過ごしました。
予定通り、10:30にグループホームに母をお迎えに行きました。ちょうどトイレに行っていて、その間に外出の手続きを済ませ、エレベーターで車椅子ごと2階から1階へ移動。車の後部座席に母を座らせ、今度は車椅子を畳んで義兄の運転する車の後ろに乗せました。やはり、小ぶりだとは言え、車椅子を乗っけるには男手が必要です。
2台連なって自宅まで車を走らせ、あっという間に自宅に到着。今度は母よりも先に車椅子を広げて自宅玄関の上がり框に持ち上げます。息子も手伝ってセッティングOK。次に母を姉と2人がかりで両脇かかえて車から玄関に運びます。痩せ型とはいえ、足の動きがしっかりしない母を抱え上げて車椅子に座らせるのは一苦労でした。
でも、車椅子に乗せてしまえば廊下からリビングまで段差もない作りの家なのでスムーズです。
リビングに着いたと同時に紫色のお祝い着を着せてまずは記念撮影。母が元気なうちにベストショットをと何度もスマホのシャッターを押しました。
久しぶりに会えた孫やひ孫達の一挙手一投足に自然と笑みが溢れます。
注文した後に口コミを見てちゃんと届くか心配していたお祝いの懐石弁当も時間通りに届いて一安心。見かけも味も量も満足いくもので、母もペロリと平らげてくれました。ちょっと量が多いかとも思いましたが、天つゆまで残さず飲み干していてびっくりです。
食後は入れ歯を洗ったり、トイレに連れて行ったりバタバタでしたが、お昼寝をとベットに横に寝かせると、疲れていたのか、一時間ほど微動だにせずぐっすりと眠ってくれました。
お昼寝の間も三姉妹には重要な仕事が残っています。
三姉妹で分けて保管している母の通帳の突き合わせです。私の持っているメイン口座(グループホームの費用などが引かれるもの)の残が心許なくなっていたので、姉の持つ口座から移動してもらいました。
2年前、母が88歳の誕生日にも集まってお祝いの色紙を作成して当時のホームの窓越しに米寿のお祝いをしたのを懐かしく思い出しました。その頃は、ちょうどコロナ禍真っ最中で外出許可がおりず、ほんの10分位しかお祝いできずに悔しい思いをしていました。それに比べると今回は約5時間もお祝いする時間があって嬉しい限りです。
その時も預金口座の調整をしていたのですが、年金・株の配当金の入金だけでは残がどんどん減っていくばかりでしたので100万円移動してもらって、残高の方も一安心です。
本人の口座からだけで90歳まで賄い続けてくれて、節約の果てに貯めていてくれた預金を老後の資金として使える有り難さに感謝もひとしおです。
お昼寝が終わった母とお祝いのケーキをいただきました。9本ロウソクを立てて、ハッピーバースデーソングの後、三姉妹と母とで一緒にロウソクの火を吹き消しました。
次にこんな盛大なお祝いをいつできるかわかりませんが、白寿を目標に生きて行ってくれるといいなと思います。