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たった4年のギャラリーおかみ③

アートや美術とは全く関係ない世界にいた私が、なぜかアートギャラリーを立ち上げて、そこのおかみとして孤軍奮闘した4年間の事を記録します。


プレオープン時の写真を見返してたら、懐かしくて胸が熱くなってきました。書家の紫風さんとフローラルポートレートアーティストの旭奈優さんによる女性二人展。

プレオープン女性二人展

盛大にワイン会を開いたりして、多くのお客様においでいただいたのは、2017年9月のこと。お二人のアート作品をギャラリーのふた部屋に作家さん達が上手にレイアウト展示してくださいました。それらの作品に囲まれながら、次から次においでになるお客様と楽しく時を過ごすことができ、とても幸せな空間・時間でした。

もう7年も前の話になるのでしょうか?

当時は、ホームページを作り、Facebook、Instagramなどの慣れないSNSにも果敢に挑戦してアートギャラリーを毎日の様に宣伝していたのを思い出します。

ワイン会

アートギャラリーでのワイン会は、『ギャラリー梯子酒』に感化されて始めたものです。ギャラリーの物件のある近辺はアート画廊などが沢山ある地区で、毎年秋にワイングラス片手に歩きながらアートを鑑賞するという文化が広まっている界隈でした。

「うちのギャラリーも参加させてください」

またしてもど素人でなんの知識もない私からの突拍子もない申し出に、『ギャラリー梯子酒』の中心となる方は何度か足を運んでくださいました。通りが一本ずれていたこと、レンタルギャラリーであること、開催の日時に定期的にアートの展覧会が開けそうにないことを理由に、参加することは叶いませんでした。

仕方なく、独自のワイン会をその『梯子酒』の日程にぶつけたりして、ちょっぴり同じ土俵に足を踏み入れた感覚を味わいました。今となっては良い思い出です。

ワイン会の日は夜遅くまでアート談義に花を咲かせたものです。

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