ブラキオザウルスと厄落とし
次男が高校生の時、製作時間10時間以上大小47個のパーツを一個一個差し込みながら完成させた、ブラキオザウルスの骨格の折り紙を、バスの中に忘れてきてしまったことがありました。
すぐに気づいてバス会社に電話したそうですが、忘れ物の届け出は出ていなかったそうです。
もう可哀想なくらいがっくり落ち込んでおり、慰めの言葉もかけられないくらいだったのですが、こういう大切なものを失くすときってありますよね。
そんなときは、厄を落としてもらったと思うようにしています。
事故に遭うところを回避できたり仕事や人間関係など視えないところで護ってもらっていたりするのは、良くあることです。
失くしたのではなくもし、どなたかがブラキオザウルスを持っていったとしたら…ですが、
無償で手に入れたものと言うのは実は、厄も手に入れることになるのですね。だから、落とし物だなと思ったら持ち主に返したほうがいいんだろうなと思います。
人に損失を与えた方の末路というのは、あまり幸せになっていないケースが多かったりしますよね。
それは、厄も一緒にもらっているのだと思います。
その上、罪悪感を感じながら生きて行くことにもなるので、そういうことを考えると人には誠実に正直に生きて行くことの大切さを痛感します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?