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コロナ禍の中で良かった事。

おはようございます。
毎日、うちのソムリエの井原がプライベートグループの投稿の枕を
苦しみながら考えている姿を
見るのが楽しくてしょうがない荻堂です。


今日から6月ですね。

梅雨の月なので
あまり好きでは無かったのですが、
これ程6月を待ち望む日が来るなんて思いもしませんでした。

非常事態宣言も解除されてしばらく経ち、
実際マスクや消毒用アルコールもチラホラ棚に並び始め、学校も再開されました。
徐々に生活が戻ってきている様に感じます。

久しぶりにお会いするいお客様とも
自粛時に何をしてたか話に花が咲いて、
まるで過去の事のように錯覚します。

このまま何も起こらずに収束に向かうのだろうと思ってた最中、お隣の韓国で外出自粛が要請が出たらしいですね。
日本より早く収束に向かっていた国が再び自粛要請って、とんだ不吉な予言を聞かされたようです。

自粛生活は
正直、もううんざりです。


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愚痴ってばかり言っても面白くないので
コロナ禍で良かった事をあげてみます。

おっと、あくまでも僕の主観ですよ。


・防疫の習慣や知識が増えた。

恥ずかしながら、ウイルスごとに防疫方法が違うなんて知りませんでした。
食品衛生で学ぶのってノロかA型肝炎とか細菌が主でしたから、
感染系ウイルスのメカニズムをしれた事は、サービス業の人間としては大きな収穫だったと思います。

・横文字をいっぱい覚えた。

ロックダウンやらクラスターやらソーシャルディスタンスやら、ちょっと頭が良くなった気がしました。


・家族と過ごす時間が半端なく増えた。

結果としてちょっとお腹いっぱい感は否めませんが、
あんなに長い時間家の中で家族が一緒に居たのは今回が初めてでした。
家族の新しい側面も見れて良かったと思います。


・人の愛情に触れられた。

本当に多くの人に助けて頂きました。
不安で潰れそうになてた時に
たびたび来てくださいましたソワニエ。
顔を合わせてお話しが出来るのが嬉しかった。
人って会話が必要な生き物なんだと実感しました。
もちろん、マスクをして距離を保ってお話しさせていただいてますよ。

SNSでも、
いっぱい励ましの言葉を頂きました。


・メンタルが鍛えられた。

果たして本当に鍛えられたか怪しいですが、
底を見た事で吹っ切れたのは事実です。
もう上を向くしかないです!

・色々な事をいっぱい考えた。

脳ミソがオーバーヒート起こしそうでした。
いや大袈裟じゃなく、
前向きな事も、後ろ向きな事も、よこしまな感情も、
もう色々です。

あの時僕の頭に針さしたら、ピューと言いながら風船みたいに飛んで行ったと思います。


・将来の危機を肌で感じた。

南海トラフや戦争、世界恐慌、巷ではそれぞれの警鐘が鳴らされて来ましたが、
ちょっと都市伝説のように思っていたところがありました。
特に未知のウイルスパンデミックなんて1番都市伝説っぽい話だったので、このコロナ禍はまさかでした。
もしもの事を考えて準備しなければ行けませんね。

狡兎三窟 孟嘗君の食客馮諼のエピソード、
卯年の僕にはぴったりです。

今回コロナ禍で僕にとってのウサギの穴は「レストラン」「お客様」「SNSでの繋がり」だったのではないかと思います。

メインの穴のレストランが壊滅的な状況になった時に

アルテシンポジオを思ってくれるお客様に支えて頂きました。
SNSでの繋がりの方も然りです。

僕はあまり事業展開とか出来る器用な人間では無いので、穴を多岐に渡って準備できません。
この人との繋がりをこれからも大切にしていきたいと思いました。


・時間がたっぷりあった。

初めは時間がいっぱいある事が、辛かったです。
多分、時間がいっぱい余ったから辛かったんだと思います。
なんでこんな時間に僕は家に居てるんだろう。
この時間にお金がどんどんすり減っていく、怖い。
って。

でも、暫くして、
お客様やSNSでの交流の中で気持ちが落ち着いてくると、
この時間で出来ることに充実を感じだしました。
今まで出来なかった挑戦や試み。
文章を書くきっかけにもなりましたし、
動画のupなんて編集が大変なので普段は中々出来ませんが、この時間を最大限に活用させて頂きました。

そんな時ふと思ったのが
時間をもう少しゆっくり使う選択もあってもいいんじゃないかと、
時間があると可能性が増える。
これはチャンスなのかもしれません。

アフターコロナでは今までのように時間を割くことができなくなりますが、それは本当にそれで良いのかと最近思います。

週に一度でもクリエイティブな時間を設けるとかすれば、
もっと可能性に満ちた未来がまっているのかもしれません。


・業界の諸先輩方の偉大さを改めて知れた。

このコロナ禍で僕は本当に無力でした。

そんな中でも、落合シェフを筆頭にACCIのシェフ方やHajimeの米田シェフ達が、今業界の為に立ち上がって下さり、結果、色々な助成金の可決への後押しとなりました。
各地方行政でも沢山の方々動いて下さいました。

今回動いた方々は、単独でコロナを乗り切れる方ばかりです。
ただただ業界の事を思い動いて下さいました。

今までちょっと一匹狼を気取ってい僕に
トマトを投げつけてやりたい気分です。

今回は何も出来ませんでしたが、
次何かあった時はお役に立てるようになりたいと思います。



次回 これからの良い事。


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