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8月1日(日)全国社会人サッカー選手権関西大会 vsヤンマー尼崎

2021 Match Report #13
大  会:全国社会人サッカー選手権関西大会  vsヤンマー尼崎
試合結果:6-0

3週間ぶりの試合。ゴールラッシュで全国へ。
週末に予定されていた試合が2週続けて無く、前回の試合から約3週間空いてしまったので、試合勘が不安な一戦でした。
今回は、リーグ開幕前や前半戦で負傷した選手たちが戻り、初めて組む11人で臨みました。試験的な部分もありましたが、うまくコンビネーションを調整しながら得点を重ね、6-0で全国社会人サッカー選手権大会に進むことができました。
遠く淡路島まで駆けつけてくれたサポーターの皆さん、リモートで力を送ってくださった皆さん、応援ありがとうございました。

《前半》
やはり試合勘が鈍っていると感じる前半でした。
開始早々、DFラインを下げるタイミングが合わず、背後を取られ、ピンチに。相手のミスに救われ、失点こそしませんでしたが、非常に危険な場面でした。
立ち上がりに集中力を欠いていたとは思いませんが、このワンプレー後、より一層気が引き締まり、ゴールに迫るプレーが増えていきます。
相手もあまりプレスをかけてこないので、ボール保持は難しくありませんでした。
しかし、ビルドアップで後方に人数をかけていたので、崩しの段階とフィニッシュの段階で数的優位を得ることができず、相手の集中したディフェンスを前になかなか得点できずにいました。
決して悪い状態ではありませんでしたが、さらにチャンスの質を上げたいと考え、飲水タイムで攻撃時のフォーメーションを変更します。ビルドアップに関わる人数を減らし、崩しとフィニッシュに関わる人数を増やします。相手の4バックに対して5人を配置し、数的優位をとる戦い方にシフトしました。
それが功を奏し、前線のコンビネーションにリズムが生まれます。26分、28分に大北が立て続けにゴールネットを揺らし、前半終了間際には宇都木がダイビングヘッドで3点目を奪います。
序盤こそ危険な場面もありましたが、次々に得点を重ね、後半を楽に迎えられる展開になりました。

《後半》
ハーフタイムでは、ビルドアップ時におろそかになりやすい後方のポジションを修正。また、後半の立ち上がりは、前半と同じようなミスは繰り返さないように集中を促しました。
得点は生まれませんでしたが、うまく試合に入ることができた後半10分。久保・堀野・松尾に替え、中西・山中・奥津の3人を同時に送り出します。交替直後、山中の積極的なドリブル突破からチャンスを作り、中西が中央でこぼれ玉を詰めて、4点目。
後半30分には髙橋(俊)、35分には奥津のパスに抜け出した門司がGKとの1vs1を制し、6-0。
交替して入った選手たちも少ない時間の中で結果を残してくれました。
試合勘と35度近い気温の中でプレーするのが心配な試合でしたが、序盤に見られたコンビネーションの不調も試合の中で調整し、大量得点&無失点でタイムアップ。
10月に栃木県で開催される全国社会人社会人サッカー選手権大会に出場が決まりました。

関西でも再びコロナをめぐる状況は悪化していますが、それでも大会を開催してくださることは我々にとって非常にありがたいこと。プレーできることに感謝しながら、次の試合に向けてまた準備を進めたいと思います。

次戦は国体予選近畿ブロック大会です。京都代表と兵庫県代表の勝者と戦います。
勝てば国体本戦への出場が決まる一戦。集中して臨みます。

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