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東京ステーションギャラリーが、またまたやってくれました!忘却されていたアーティストを再度よみがえらせる見事な展示は天下一品♪ちょっと上から目線で失礼(;^_^A『坂田一男 捲土重来(けんどちょうらい)』展!すごい!

今回は前衛画家である坂田一男☆1921年渡仏。アカデミー・モデルヌでフェルナン・レジェに師事し、ピカソとグループ展を共にしている当時正真正銘のアヴァンギャルド

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☆監修した造形作家の岡﨑乾二郎氏の精緻な解析が、坂田一男の手法やコンセプトが現代でもアヴァンギャルドであることを艶やかに示しています!

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なにしろ凄いのが、彼の「時間」の概念。「時間」が、トランプカードのようにシャッフルできるものとしてとらえているのです!

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『坂田は、通常は「背景」とみなされるような領域にボリュームを与え、それをさらに複数化して同時に折り畳む、という込み入った操作を実践していた』(※岡﨑乾二郎氏からの引用)

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展示を見るとだんだんわかってきますが、時系列が前後している事象が、表面・背景・前後などに見え隠れしながら同居しています。

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その複雑な空間操作を共有しているような他のアーティスト達との比較展示がまた素晴らしい!!フェルナン・レジェ、坂本繁二郎、ジョルジオ・モランディ、ニコラ・ド・スタール、若林奮らの作品が登場して楽しめます(^^♪

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【『坂田一男 捲土重来(けんどちょうらい)』展@東京ステーションギャラリー】



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会期:2019年12月7日(土)-2020年1月26日(日)!!! ※プレス向け内覧会にて主催者の許可を得て撮影しています。
#東京ステーションギャラリー
#tokyostationgallery

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