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【開催記録】第60回アート対話カフェ 2024/3/18

今回は、5名の参加者と一緒に作品鑑賞をさせて頂きました。

今回の作品は、こちらです。
参加者の皆さんには、事前にタイトルと作者名を明かしてはいません。

作者不明『梅津長者物語絵巻』 (1819年)

参加者の発言

  • 中央で相撲を取っているような2人が見える。この2人が主人公なのかもしれない。右下に樽。お酒が入っていたのかもしれない。宴会場で相撲を取っているのではないか。

  • 自分も宴会かと思った。神様の宴会、パラダイスのような場所。
    年取った人の表情が子供のようにも見える。子供たちもみんな同じ表情。
    ただ、ひたすら楽しさを感じる。

  • 滑稽な表情に見える。中央に相撲を取っている人。しかし周りの人も顔が真剣ではない。真剣勝負じゃなく、エンターテイメントなのでは。

  • 手や足、がふっくらしてかわいい。右側の子供だけ靴が履いているのが不思議。雲や青い線の部分。地に足がついていないようにも見え、独特で軽やかな印象。

  • 子供の髪型が面白い。おでこと後ろ髪だけ残している。
    右側と真ん中の絵は繋がっていないのかも。雲などがつながれていないため。
    失われた一篇があるのではないか。

  • 七福神の布袋。子供たちが乗っかっている袋。
    次の布袋さんを誰がやるのか、争っている絵ではないか。
    一番右の人は、その戦いに負けた人なのかもしれない。

  • もしかしたら布袋は一人ではない、組合とかある?そう考えると面白く感じた。

  • 相撲を取っているように見えるのは、行事をしているような人がいるから。
    このうちわに何が描いているのか、とても気になる。刀を差している。
    紅白どちらが勝つのか、と叫んでいるのかもしれない。絵のタッチも柔らかさを感じる。なのでパラダイスのように見えてくるのかもしれない。

  • 紅白で縞模様の服装。他の部分とは違う印象。強めに見えてくる。
    ここに何が意味があるのかもしれない。

  • 黄色い部分の周りが点線になっている。本当に雲なのか疑問を感じる。

  • 下に、シミの水平ライン。上の方にも水平ライン。
    水かもしれないし、白いもの自体、雲なのかもしれない。雲の上?
    天上界で黄色く光っているのかもしれない。

  • 左側にいる見切れている人の頭が長そう。

  • 七福神に頭に長い人がいたような。黄色い雲も匂いを表しているのかもしれない。相撲好きの神様もいた気がする。

  • この状況だと、みんな声を出しているはず。
    賑やかだが、静けさを感じるので不思議。



以上、今回も参加者の皆さんから、たくさんの意見や疑問を発言して頂きました。

最後に

皆さんも1日の終わりに、対話型鑑賞会に参加してみませんか?
ご参加お待ちしております!

次回イベントはこちらから!

https://www.kokuchpro.com/group/adcf/