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なぜ社会人が通信制芸術大学に入学しようと考えたのか。【社会人芸大生よちよち歩き】
アートよちよち歩き(@art_yochi2)です。
首都圏在住のふつうの社会人です。
京都芸術大学 通信教育部 芸術教養学科 https://www.kyoto-art.ac.jp/t/ に2021年4月、3年次編入学しました。
なぜ社会人が通信制芸術大学に入学しようと考えたのか。
身体の老化がはんぱない
視力、聴力、体力が衰えました。
五感が機能するうちに、見たいものをきちんと見られるようになりたい。これが入学動機の半分以上を占めています。
テレビから、いままでと同じ距離では字幕が見えづらく、ソファとの位置を調節しなおしました。おととし中耳炎に続けて二回なり、治療は終わったものの、左耳の聴力が正常範囲とはいえ少し低いままです。一日遠出すれば一日回復日が必須。
過去に見え、聞こえていたものが、すこしづつですが見えなくなり、聞こえなくなりつつあります。同じものに対しても、受け手としての自分の五感が、物理的に衰えてきています。あとはここ数年で、初めて入院体験したり、完治してたはずの持病が復活したりとぼろぼろです。できることは今しよう、という気になりました。
リタイア後の人生を考える
漠然とですが、老後やリタイア後の人生を考え、大学院への進学を選択のひとつとして検討しました。
直接大学院進学を目標にしてもよかったのですが、十代で通っていた大学や、現在の仕事は、現在の興味ある分野とはことなっていました。あらためて現在興味ある分野で学位がとれる学校を選びました。
その分野での学びが、リタイア後のお小遣い稼ぎとリンクすればうれしいですが、収入確保に重きをおきすぎて、興味のないことを主軸にすることは避けたいです。そのあたりはゆっくり考えたいです。
博物館学芸員資格養成課程を、大学編入と同時に申し込みました。
趣味の変化
観劇・ミュージカルから、美術展・絵画へ、外出先のボリュームがうつってきたことを、ここ数年感じていました。図書館で美術関係の本を取り寄せたり、テレビで日曜美術館を見るようになりました。
Covid_19の影響で在宅時間が増え、自分で本や映像を選んだ時間つぶしに限界を感じ、なにかチュートリアル的なものを探したり、習い事をしようかと考え始めていました。
おこもり生活で、通販などにお金を費やしはじめてしまい、お金の使い方を再考したことも理由のひとつです。
見た目重視になりたい
しょうじき、自分の見た目に手をかける性分であったことがありません。身だしなみは、清潔にしますが、社会人として最低限あればいい。通勤服の制服化、大歓迎。流行なし、無地、定番、が合言葉です。
しかし、よる年波は勝てず、「健康的にみえる」「顔色が悪くみえない」「貧乏くさくみえない」ことを目指して見た目を整える必要性を近年感じてきました。今までと同じ手入れだと、貧乏くさく、不健康に見えてしまう。服装だけでなく、文房具、生活用品など、すべてがそう感じられる。もったいない精神で使い続けている日用品全般。
センスいい生活して、ゴカテイで全部準備してくれたりシーズンごとに全部断捨離してたりしてるんでしょ。
そんな負け惜しみを心の中でいってきたがその間に腰が曲がる。もう生活信条そのものからの改革が必要なのでは?
ひるがえって、自分が「いいな」と思う方々は、ほどよく上質で似合うものを身に着ける努力をしている、と思われます(もともとのセンスとか成育歴とかだったらどうしようもないのでそこは無視)。しかしわたしには、その努力のアンテナを、どこに向ければいいのかわかりませんでした。
その指針を芸大に求めてみました。あと芸大のカリキュラムだったら、美術館とかセンスいいとされる場所にいかざるを得ないだろうし、そこでよさげな人を発見する率もあがるだろうとふみました。素敵な物体との接触率を上げたかったのです。
まとめ
まとまってはいませんが(笑)以上の点から通信制大学へ編入してみました。学習や試験についても追って書いていきます。
ではまた。
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