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科目紹介:TR科目【社会人芸大生よちよち歩き】

アートよちよち歩き(@art_yochi2)です。

2021年4月に、京都芸術大学通信教育部芸術教養学科へ3年次編入しました。

1.TR科目は、テキスト、レポート、試験で構成される通年開講の科目です

TR科目は、Text Report 科目の略称で、授業動画はありません。シラバスに、レポート課題と試験のポイントが記載されています。各学期ごとに、レポート提出期限が設けられています。レポート課題に合格したら、単位取得試験を受けることができます。単位取得試験は、同一年度のどの学期にうけてもかまいません。レポート試験に不合格だったばあい、年度内の別の学期に再度レポートを提出することができます。

2.レポート→試験の二段階は、たいへん?

TR科目は、テキストや参考文献を使って、自分で学習をすすめていかなくてはなりません。むかしからある、通信教育のイメージですね。

レポート合格→試験合格、の二段階をふまなくてはならないので、学習の分量が多いような気持ちになってきて、WS科目にくらべて手を付けるのが遅くなりがちです。

試験の準備は、レポートを作成したときに一緒にやってしまう学生と、レポートとは別に試験前に対策する学生と、いろいろいるようです。

3.TR科目のレポートと試験は個別講評がもらえる

WS科目はレポートに合格すれば単位がもらえ、レポートの評価は成績と全体講評動画でおこなわれます。自分のレポートが具体的にどうだったのかは成績以外通知されません。

TR科目は、自分の回答に対して、教員からの個別の講評がもらえます。どこが良くなかったか、あるいは良かったか、専門的なことから、記述ミスまで、具体的な指摘を長文でいただけます。これはほんとうにありがたいです。

これまで受けた講評はまだ数科目ですが、点数が良くても悪くても、指摘はどれもなるほど、と思える内容でした。履修人数は相当いるはずですが、しっかりひとつづつ採点されていると感じました。

4.以前は、レポートはなかったそうです

何年前までか失念しましたが、以前はレポートはなく、試験一発勝負だったそうです。レポートがあると大変ですが、試験までのステップをふむにはちょうどいいですよね。講評ももらえますし。

3年次編入の学生は、WS科目が中心の履修になり、TR科目を履修するかずはさほど多くないと思います。博物館学芸員課程は、スクーリング以外はTR科目13科目に合格する必要があります。なかなかのボリュームで、わたしはいまバタバタしております(笑)

ではまた。

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