発送代行にかかる費用って?
みなさん、こんにちは。
アート フルフィルメントセンターの愛されセンター長こと
細野です。
今回はみんな気になる費用の話をしたいと思います。
物流アウトソーシング、発送代行とも言いますが
どんな内容でいくらぐらいの費用になるのか、
一般的な価格とアートフルフィルセンターの価格を公開したいと思います。
■ 発送代行サービスにかかる費用内訳
大きく分けて6つあります。 基本費用、入庫費用、保管費用、梱包費用、発送費用、付帯作業です。各費用のポイントは下記です。
基本費用(システム費、事務費など)は発送代行業者ごとで設定が違う!
入庫費用はバラかケース単位かによって単価が違う
保管費用と料金相場!
梱包費用もケースバイケースで差があります!
発送費用の相場とは!
その他費用(付帯作業)
1:基本費用(システム費・事務費など)は発送代行業者ごとで設定が違う!
■基本料金の相場は30,000円~50,000円
基本料金といっても、WMS(在庫管理システム)の費用だったり
事務費としての費用、またそれぞれ別立ての場合もあります。
WMSであれば使用料金と認識できますが事務費の場合は
その詳細まで確認した方が安心です。
固定費になる部分なのでしっかり確認しましょう。
2:入庫費用はバラかケース単位かによって単価が違う!
■ケース単位:1箱あたり50円~150円
■バラ(1点ずつ) :1点あたり10円~30円
メーカーなどから発送された商品を受け取り内容を確認する業務です。
ケース単位での数量確認、開梱し1点ずつの数量確認があります。
3:保管費用と料金相場
■都市部(東京や大阪など都市部):10,000円前後/坪
■都市部の郊外(埼玉・千葉・神奈川など):6,000円前後/坪
■郊外(茨城・栃木・岐阜など):3,000円前後/坪
立地条件、倉庫の設備によって差があります。
基本的に保管料は利用坪数で計算されます。
棚などを利用して保管しますが、商品や物量によっては
パレットを使用する場合もあります。
その際はフォークリフト作業などの費用も加味され、
床面積を広く使うので利用坪数は多くなります。
冷蔵、冷凍倉庫など特殊な倉庫な場合、保管費用は高くなります。
都市部では15,000円~。内容が特化してるだけに高額ですね。
4:梱包費用もケースバイケースで差があります!
■梱包作業費 100~300円/1梱包
梱包作業は、ただ箱に詰めればOK!といった単純なものではなく、
商品に応じて梱包方法が変わります。
流れとして、初めに棚などから商品を取り出すピッキング作業から始まります。このピッキング作業にも費用がかかるんです。
■ピッキング費 10円~30円/1点につき
もちろん大きな商品であるほど単価が高くなる傾向があります。
コワレモノであればプチプチを巻く、商品の大きさに合ったダンボールを
選別、緩衝材の選別など非常に気遣いするポイントでもありますね。
5:発送費用(宅配料金)の相場とは
■送料相場は60サイズは一個に付き600円前後です。100サイズを越える商 品になってきますと、料金相場は700円を超えてきます。
一昔前は「全国一律〇〇円」のような契約ができたのですが
最近ではその契約ができません。
しかし正直な所、1日に何千件と出荷があるような大手物流倉庫さんは
「一律〇〇円」や特約運賃が適応されていると思います。
つまり、宅配コストを抑えられる発送代行業者は実力のある、
利用メリットの高い業者だといえますね。
商品1個の発送代行料金の相場は850円前後!
あくまでも目安の料金ですが、おおよその参考になればと思います。
6:その他作業費(付帯作業)
■品質検品 50円~
⇒商品の良不良の確認。キズや汚れ、など外装目視。
ジッパーの開け閉めなど機能確認の場合もあります。
■ラッピング 100円~
⇒商品の値札を取り外す、リボンなどで装飾、
紙で包むなどEC事業の要望に合わせた対応が必要となります。
付帯作業はEC事業者様によって様々。
チラシやサンプル商品、またはノベルティの同梱。
私の経験した中で珍しいのは、時計の刻印。
専用の機械に刻印するデータを入れることで刻印ができました。
百貨店から包装のプロをお呼びして、現場スタッフに1週間のレクチャーということもありました。
大手倉庫さんでは付帯作業を嫌う場合もあり、割高な設定ということも。
もちろん付帯作業に特化した倉庫さんもいますので、
自社のサービスに適したところが見つけられるかがキーとなりますね。
■ さいごに
必要事項の入力でおおよその物流費がわかるよう資料を添付いたします。
ご活用いただければ幸いです。
今回は発送代行の費用について書きました。
残念ながら適正な価格でない業者さんも中にはいるでしょう。
お見積りに対し不安な場合はお気軽にご相談いただければ幸いです。
では次回にまたお会いしましょう!