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お盆の時期、ご先祖さまはトンボに乗って帰ってくる?〜迷信を占ってみた〜

今回は、九州にある私の実家に伝わる迷信を一つ占ってみました。
お盆の時期に祖母がよく言っていたことで、

「ご先祖様は、お盆にトンボに乗って帰ってくる。」

です。
子供心に、様々な時代の衣装を着たたくさんのご先祖様たちがトンボに乗っているところを想像し、「いいなぁ、格好いいなあ。」なんて思っていました。

霊感の強い友人が、友人の父親が蝶に乗って家族に会いに来た、という話をしていたこともありましたので、面白いので私も半信半疑ではありますが、わりとその話を信じていました。

夏になり、トンボが沢山飛んでいるのを見て、ふとお盆のトンボの話を思い出したのでタロットに聞いてみることにしました。

質問:お盆の時期、九州の実家あたりではご先祖様はトンボに乗って帰ってきますか?

答え:NO。ご先祖様はトンボに乗って帰ってきません。

あらー、私の楽しい夢が壊れてしまいました。残念。

【カード展開】
過去: 「R星」→「R戦車」
   「R星」↓「節制」→「R隠者」↓「吊るし」
現在:「R戦車」→「手品師」
   「R戦車」↓「運命の輪」
未来:「手品師」

過去の「R星」は「期待外れ」を表すカードです。
「R星」は「戦車」をみていますが、この「戦車」は「乗り物」を表し、かつご先祖様も表しています。
ご先祖様は、お盆のタイミング(運命の輪)には帰るけど、トンボには乗って帰らないことを告げています。

未来の「手品師」は、数字の1を表し、この地球に降りて人生をスタートしている人間を表しています。これは私たち子孫ですね。ご先祖様たちをお迎えするために、いろいろ準備をしています。

この「手品師」と「戦車」が顔を見合わせながら、
「トンボに乗って帰ってくるなんてことは、ないよね〜。迷信だよね〜」
とかなんとか言っているようです。

ところで、カードの展開を読みながら、「星」の解決カードが気になりました。
「節制」が誰か魂の救済が必要なものがいると伝えています。
今回の質問と何か関係がある?はて?という感じでしばらく眺めてみます。

「節制」がガン見している「R隠者」は「魂の暗い夜」や「父の不在」を表すのですが・・・。「吊るし」が「別の見方して、なんか他にあるでしょ?」みたいな顔で伝えてきていますね。

そして思い出しました。
来月は父の13回忌です!

「トンボ」「お盆」「ご先祖様」までは思い出したのに、「父の13回忌」が抜けていました!
たぶん、今回の本当の占いのメインは「父の13回忌」の方です。
父が自分に意識を向けるようアピールしてきたのでしょう。
なかなかお参りにも行けていませんし、ちゃんと供養してくれと。


タロットで占いをしていると、よく質問とはまるで関係ないような答えや気づき、何かを思い出す「きっかけ」などが表れることがあります。

タロットは、何か予言や当て物をするということよりも、自分や相談者さん、いろんな物事を含む潜在意識に繋がって、私たちの「本心」に光を当て、その時に必要なことやヒントなどに気づかせてくれます。

また、現実で起こるより先に見えない世界ですでに起こっている動きを見せてくれたり、私たちが検証しようもない高次元の世界など、タロットのカードを通して見せてくれたりもします。

何気ない質問でも、カードの持つ意味を通して見える世界は、私達に様々な角度からの視点をくれますし、とてもゆたかで興味深い世界です。

誰かに占ってもらうのも勿論いいけれど、興味がある方は自分で占ってみることもぜひお勧めいたします。

お読みくださりありがとうございました。








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