清潔感養成講座その2

髪の手入れのベストプラクティス・モテる男はヘアケアから違う

前回の清潔感養成講座その1は読んでくれただろうか。まだ読んでない人は必ずその1を読み、なぜ清潔感を磨くことが大事なのかを理解してから再び戻ってきてくれたまえ。

Howにこだわる奴は仕事でも3流。諸君らはWhyにまでこだわり、時代や年齢、国籍に流されない、芯の強いモテを手に入れてほしい。


なお、当塾では、表面的な対策でモテを生み出すようなことは教えるつもりはない。この塾の1つの目的は、30代になるまでにモテる体質を作っておくこと。というわけで今日は清潔感のキーポイントとなるヘアケア全般について解説していく。

1・髪を整える頻度

最初に聞く。最後にお洒落な美容室で髪を切ってもらったのはいつだ?これが1月以内ならまだOK。ただそれ以前だと言うなら、ちょっと考え直した方がいい。

ほとんどのモテない男に共通しているポイントは、髪を切る頻度にある。はっきり言えば整っていない髪は見ていて見苦しいし、貧乏くささも追加されるということを覚えておこう。

もちろん、人によってはボサボサした感じがカッコいい人もいるし、やや重ための髪型が似合う人もいるだろう。しかし、そういう自分のスタイルが確立されている人は恋愛初級者ではない。だから諸君らは私のアドバイスをフォローしてほしい。

髪は最長で1ヶ月以内、できれば3週間に一回は切りに行け。これが清潔感を作るためのベストプラクティスだと約束しよう。ちなみに私レベルだと2週間に一度は切るが、ややお金が掛かるので一般的にはそこまでは必要ない。私はいつ髪を切っているのか分からないくらい、基本的に同じスタイルをキープすることを心がけている。

また、モテない奴は本質的にマメじゃない女のLINEに即レスする無駄なマメさがあるなら、今すぐスケジュール帳を今すぐ開き、ここ3ヶ月分の美容室の予定を先に確保してくれたまえ。

2・イケてる髪型を安くキープする方法

ただ、この塾は若者向けで、もちろん私も若い頃は金がなく、高卒だから大した仕事もできず、本当に貧乏だった。だからあまりお金の掛かる方法を押し付けるつもりはない。

ではどうやってお洒落な美容室で切った髪型をキープするのか。それはお洒落美容室と激安カットの使い分けである。半年に一度でいいから、6000円以上する美容室で自分に見合った髪型をバチっと決めてもらう。そして髪型が出来上がったら前・後ろ・サイドと写真で保存しておけ。その際、WAXの使い方、セットの仕方もしっかりと習うことを忘れてはいけない。

ただ、どんな優秀な美容師が切った髪でも、1月もすればよれた感じになってくる。その時は激安カットにその写真を持っていき、その通りに切ってもらえ。どんな人だって免許を持って切っているんだから、それなりの再現率は保ってくれるはずだ。

そして半年くらいして髪型を変えたくなったら、また高めの美容室にいき、髪型を作り直してもらい、これを繰り返していく。この半年間のスタイルケアルーチンを守ってもらえれば、お洒落な髪型を安くキープすることができるため、取り入れるように。

3・イケてる髪型をPDCAせよ

イケてる髪型がそんなにすぐに分かるのなら苦労はしないだろう。髪質や顔の形、雰囲気、体型、好きなファッションスタイルなどによっても変わってくるから、ここで安易にこれやっとけ!的なことは控えさせていただく。また、流行ってるからこの髪型にしてみました!的なものも男としてはダサいから、安易に流行に乗らないよう気をつけ給え。流行は自分のスタイルに1-2割程度取り入れる。これが当塾の方針だが、その辺りは別稿にしよう。

とにかく、外見を整えるということは自分を知ることである。自分の外見と対話を重ねていくこと、試行錯誤すること、PDCAすることで総合的なモテ力が上がってくる。

例えば、大学生は無造作ヘアを好んでいる印象だが、ハッキリ言って似合う人もいれば似合わない人もいる。だからちょっと無理してお金を払ってでも、腕のいい美容師さんに相談して、自分に合うものを探していく過程が大切だということを忘れないでほしい。

ただ、あえて言うならフワッとした感じやキノコ系ではなく、ショート手前、男臭くなりすぎない程度の短さにまとめつつ、横と後ろは刈り上げておいた方がいい。参考にするのは日本の優男俳優ではなく、アメリカのマッチョなお兄さんたちである。

ちなみに私はグローバルな職場で働いているため、様々な国のモテ事情というのも割と理解している方だ。多くの人が口を揃えて言うのは、日本人は髪が長すぎて男らしくない、貧乏くさい、ということだ。グローバルな時代、ワールドワイドなモテを目指そうではないか。

4・細心の注意がモテを生み出す

髪型を整えて維持していく、という観点から、ここだけは注意してほしいというポイントをまとめておこう。

- 襟足周りの無駄毛を許すな

髪をどの程度の頻度で切っているかは、襟足周りを見れば分かる。清潔感という実態のないものを手に入れるためには、こうした細部への配慮が全体の印象を作る。つまりモテは細部に宿る、ということを覚えておき、定期的に必ず処理をしてほしい。

- 髪をスキすぎるな

毛量が多い人に限っての話だが、私が10代の頃はお金がなく、正直に言えばお金を節約するためにかなり髪をスいてもらっていた。ただ、スキすぎた髪型は正直変である。3週間後にまた整えるんだ。そう思っていれば、髪をめちゃくちゃ軽くしてお金を節約したくなる気持ちにも勝てだろう。特に高い美容室では、あくまでもベストな状態に仕上げてもらってくれ。

- シャンプー・コンディショナーに金を使い過ぎるな

これは私の経験だが、ハッキリ言って何を使っても対して変わることはない。こだわりがある人・金に余裕のある人なら話は変わるが、基本的に市販の700円以下のものを使ってもらって構わない。実家暮らしならオカンと同じものでも大丈夫。清潔感を生み出すためにどのくらいのお金をかけるかは別稿で記載する予定だが、ここはあまりお金を掛けなくても大丈夫だ。

- 男は黙って黒髪

リーマンなら選択肢はないだろうが、基本的に男は黒髪で勝負するべきだ。髪をどうしても染めたいのであれば、月1のレタッチの予算は必ず確保してからにしてほしい。大学生であればなんとなく冒険したい気持ちは分かるが、茶髪はハッキリ言って学生臭くって女にモテることは基本的にないから安心してくれ。

また、プリンになった髪は最悪だ。パチンコ屋か路地裏の激安ピンサロから出てきそうな空気になるから絶対にするな。諸君らが目指すのはパチンコ屋の似合う男じゃなくって、諸君の愛する女性の隣に似合う男だ。

5・薄毛問題について

20代で髪の薄さに悩み始めている人もいるかも知れない。ただ、安心しろ。髪が薄くてもモテるやつはたくさんいる。ただ、コンプレックス丸出しの、髪の薄さを隠すようなことをしているやつはもちろんモテない。薄くなってくるものを変えることはできない。それを活かす方法を考えるのが大人の生き方である。

もちろん、育毛剤などを使ってみたり、専門医に相談してみるという方法もある。ただ私個人としてオススメしたいのが、思い切って美容師さんに全部相談してみて、薄毛でも似合う形を探っていく。また、薄毛が似合う自分を作っていくことが大切ではないだろうか。

例えばジェイソン・ステイサムのような肉体があれば、薄毛が逆にセクシーさを醸し出してもくる。孫正義のような才能があれば、薄毛が逆に貫禄を与えてくれたりもする。

髪が薄いのが嫌なんじゃなくって、ハゲ散らかしてる、無理やり隠そうとしているのが見苦しいだけだということは忘れないでほしい。コンプレックスを笑い飛ばせるようになった時、モテは確実に諸君らの手の中にある、と言うことも付け加えておこう。

まとめ

以上、ヘアケアだけで大分長い文章になってしまったが、それだけ大事なことなので理解してほしい。これまでをまとめると以下になるので、初心者の諸君はメモ帳に残しておくように。

・とにかく小まめに髪を切れ
・美容室は半年に一回、あとは格安カットでこまめに整える
・自分に似合う髪型を試行錯誤、このプロセスがモテ体質を作る
・基本は黒髪・短髪で刈り上げておけ
・薄毛の人でも問題ない、問題は薄毛に悩む心にある

ちなみに、このネット社会では読んだだけで満足してしまう人が多いが、行動だけがモテを作るということは約束しよう。思い立ったが吉日。このページを閉じたら早速美容室の予約を入れておこう。

諸君らの魅力を前面に出せる髪型に出会い、そしてヘアケアを通じてモテの階段を爆上がりすることを願っている。今日美容室の予約を入れました!という方は、ぜひ「スキ」を押すことで私に教えてほしい。


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