清潔感養成講座3

男たちよ、爪を磨き、モテの本質を手に入れよ

それでは今回も具体的な清潔感の作り方について解説していく。モテを作るために必要なのはとにかく実践である。「よし、明日から行動しよう!」と思って出来る人は私を含めてほぼいない。だから、「なぜその行動が大切か」をしっかりと理解した上で行動計画を立てることが実践には重要である。今日の清潔感養成テクニックは実践内容と論理を詳しく解説しているので、しっかりと学んでもらいたい。

この方法により清潔感を養えるのはもちろん、女性の爪を褒める、ということが自然にできる男にな利、ひいてはモテの本質に近づくことができるはずだ。

その前に、方法論につい溺れがちな諸君に伝えておきたいのが「女性はそんなにバカじゃない」という事実である。変なモテテクを使っても、薄っぺらい感じだと「あ、こいつモテ本かなんかに影響受けちゃってるな・・」と思われるのが関の山であることも忘れないでほしい。

ではどうすれば良いのか。結論から始める。

結論・モテたければネイルサロンへ行け

これが私の提案である。当たり前だが男性でネイルサロンへ行く人は稀だ。私ももちろん、そんな場所は女性のための場所だと思っていたし、周囲の男性でネイルサロンに行っている人はいない。

しかし、何かを試さずに何かを語ることはできない。私は30を過ぎて初めてネイルサロンの扉を開けたが、これは絶対に20代の頃に体験しておくべきだと確信したので諸君らにその魅力を伝えさせてくれ。

- 魅力1・爪が超綺麗になる

諸君らも流石に爪くらいは切っているだろうが、はっきり言って爪の手入れ=爪のカットと思っているようではまだまだ童貞のようなものである。爪の手入れはカットだけじゃなくって、甘皮を整えたり、先端をやすったり、保湿オイルを塗ったり、指先をクリームでケアしたりと、様々な工程がある。

これをプロに手入れしてもらうと、もう汚い爪には2度と戻れない。爪の手入れは週1で必ず行ってほしいが、何も週1でサロンに通えと行っているわけではない。1生に1度で良いから、ネイルサロンに行け。これはマスト、義務教育の一貫に加えてくれと文科省に直訴したいレベルでマストだ。

まず「ここまで綺麗になるのか、嬉しい!」というのを体感してほしい。そして身なりを整える気持ち良さを感じてほしい。これが第1の私の願いである。

- 魅力2・綺麗な爪が自分をアげてくれる

ちょっと高い美容室で髪を整えた帰り道、なんだか背筋を伸ばしたくなるような気持ちにならないだろうか。ちょっと高い、大好きな服を来ている時、少し自分のことが愛おしく思えたりしないだろうか。そんな時、諸君らにはモテオーラが漂っているだろう。そして、綺麗に時間を掛けて爪を手入れした日も同じことを体感する。

現に私は今トップコートが塗られ、プロによって手入れされたばかりの指先でキーボードを叩いているが、はっきり言ってアがる。指先の神経に意識が向いているような感覚になるから、キーボードのミスタイプも減ったようにも感じている(当社比)。

ついでにパソコンも綺麗にしたいと自然に思えるし、スクリーンについた指紋も除去したくなる気分になる。そして実際に私はPCをいつも綺麗にしているから、結果的に自然で持続的な清潔感が生まれる。

いずれにせよ、綺麗な爪を見るたびに気分が良くなる、諸君らの気持ちをアげてくれることは間違いない。

- 魅力3・指先への愛情が生まれる

一体何を言っているんだ、と訝しむ人もいるだろう。しかし、自己を慈しめない奴が、他者を慈しむことなんてできない、ということも絶対に覚えておけ。

だから自分の身体を愛さない奴が、女性を丁寧に愛撫することはできない。本当のモテ、幸せになるモテに「ちん◯んを入れたかどうか」という基準など必要ない。そんなことよりも、女性の身体を丁寧に愛せたかどうか、を自分に問うてほしい。

私に言わせれば女性の身体は神秘的で、愛おしくて、柔らかくて、優しくて、気持ち良くて、いつまでも触れていたいと思う、宝石のようなものだ。それをガサツに扱ってはいけない(そういうプレイは諸君らにはまだ早い)。しかし、自己の身体意識が低い状態だと、もはや何がガサツで何がガサツじゃないか、自分で判断することもできないだろう。

そこで、自分の身体を愛する感覚を爪の手入れを通じて学び、最終的にはその指先で好きな人を優しく触れられるようになることを目標にしてくれ。

- 魅力4・自然に褒めれるモテ体質になる

自分で爪をケアしていると、自然と人の爪にも目がいくようになる。そうすると、綺麗に爪をケアしている女性がわかる。その努力や自分を慈しむ気持ちがわかるから、自然に褒めることができる

表面的に考えれば結局、「とりあえず女の爪褒めとけ!」という感じになるが、やっていることは同じでも、本質が違いすぎる。そして多くの女性はその本質の違いを感じることができる。

ちなみに私も男女問わず、爪綺麗ですね、と言われることが多いが、はっきり言ってめちゃくちゃ嬉しい。自分の身体の一部だし、いつも丁寧にケアしているものを誰かに褒められるのは、やっぱり嬉しいこと。自分も嬉しいから、相手の爪も自然に褒めてあげたい。ここがこのネイルサロン仮説の本質だということを必ずメモしておくように。

毎週の基本的な手入れ

具体的な手入れの方法は私よりもプロに聞くべきだから、ネイルサロンに行った際は、しっかりと今後のケアの方法を爪の質に合わせて相談してほしい。

そして具体的にアドバイスをもらったら、あとはYoutubeでも何でも、手入れ方法は至る所で紹介されているから、そういう動画を参考にしながら進めていけば大丈夫。何よりも、こまめに毎週手入れするということが圧倒的に一番大事だという原則を忘れないでくれ。

ちなみに甘皮を手入れするための道具も必要になってくるし、爪やすりも専用のものを購入することになるだろうが、その辺りは安物で構わないから必ず購入するように。

最後に

以上、ネイルサロンに行くべき理由を解説してきたが、いかがだっただろうか。ただの爪の手入れに数千円払う。もしかしたら馬鹿げているとまだ思っているかもしれない。私も極度の貧乏だったから、よくわかる。

ファッション関連にどのくらいお金をかけるべきか、という話は別稿で書く予定だが、基本はそんなにお金をかける必要はないから安心してくれ。ただ、爪の手入れにお金を使える人か、そうじゃないか。別の言い方をすれば、爪の手入れに時間を使える人か、そうじゃないか。この小さな違いが、大きなモテを生んでいく。

モテは細部に宿る。これは私のモテ哲学の基本となる考え方なので、童貞の諸君は必ず覚えておくように。

女にモテないとクヨクヨしているなら、騙されたと思ってまずはネイルサロンに行ってほしい。モテるために何もしていないのに諦める奴が多すぎる。ほしいなら、動くしかない。PCの前でちん◯んを握りしめることしか能のないお前を、誰かが自動的に愛してくれるはずはない

ただ勘違いしてほしくないが、誰しも魅力的な面があり、誰しもが特別な存在である。諸君らは、ただその魅力をどうやって出していけばいいのか分かっていない、私に言わせれば飛び方を知らないヒナのようなもの。モテないのは諸君ら自身に問題があるわけじゃなくって、行動や方法にだけ、問題がある。自分を愛し、身体を慈しみ、自分を愛することに金を使い、時間を掛けて、ゆっくりと誰かを愛する方法を学び、大切な人に、特別なお前を受け入れてもらうための下地を作るのだ。

ちなみにネイルサロンは男性禁止という場所もあるので、必ず事前に電話で確認することをオススメする。「いや、これはもうネイルサロン行くしかないよね・・」と思った方は「スキ」を押してほしい。もっと誰かに素直にスキと言える世の中であってほしいから。

サポートを検討してくれてありがとう。ただ、その投げ銭で、好きな人に暖かい飲み物でも買ってあげなさい。