![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126578499/rectangle_large_type_2_c8af686a5b9baa147dbea5d2b9f6e3e8.jpeg?width=1200)
地球について思いを馳せた🌍 森美術館の「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」展を観てきた
京都芸術大学 芸術教養学科で学びつつ、美術館巡りを気ままにやっております。
これも去年行ったものなのですが、記事にまとめきれてない展覧会が増えてきたので書いておこうと思います。
行ったのは以下の森美術館の展覧会です。
エコについての現代アート展なのですが、ほんとに現代アートは今まで考えたこともなかったことを考えさせてくれるなーと思いました。
この展覧会を観て、色々考えさせられちゃいました。
この作品は、貝殻が敷き詰められている空間の展示でした。
確か、ホタテの貝殻は年間すごくいっぱい出るが、それを処分しようと思ったら莫大な費用がかかるみたいな説明文だったと記憶しています。
貝殻をどうするかなんて考えたことなかったですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1704332836998-P0JMFrclRQ.png?width=1200)
青い空間に真珠を思わせる丸い大きなものが展示されていました。
そして恨み言のような音声がずーっと聞こえてきます。
作者の故郷の国かどこかで真珠の何らかの産業が盛んだったが、日本の真珠の養殖だかなんだかが発展して衰退してしまったみたいな説明文だったと記憶しています。
そういうことって、たくさんの国々で起きるよなぁ…。
![](https://assets.st-note.com/img/1704334280202-le7HpGZ7Tw.png?width=1200)
この看板が上に置いてあるだけの、中はただの何もない空間。
空間の中で、誰にも共通して訪れる死についてちょっと思考を巡らせました。
![](https://assets.st-note.com/img/1704334789665-mnUapwAH1x.png?width=1200)
展示の最後には以下の作品がありました。
故障中の何かを修理することを作品化みたいな感じだったと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1704335343604-xO7rsGKCOi.png?width=1200)
美術手帖の記事も読ませてもらいました。
できる限り作品自体の輸送を減らし、作家本人が来日し、新作を制作してもらうことや、前回の「ワールド・クラスルーム」展の展示壁および壁パネルを一部再利用したり、また再利用したパネルの塗装仕上げを省いたりすること、100パーセントリサイクル可能な石膏ボードを使うことなどに取り組んでいたという。
そういう取り組みもされてたんですね。
確かに前の展示の壁を使っているみたいな記載はあったのですが、輸送を減らすために作家に来日してもらったりなどもしてたのですね。
私達が生活を営んで行く以上、エコの問題は常につきまといます。
今のところ地球だけが生きていける場所で、この星をいかに守っていくかが重要なミッションです。
私はそんなにできた人間ではなく、自分が死ぬまで世界が持ってくれたらいいやくらいの考えですが、その先もずっと誰かが生きていくのだから、世界を継続させることってきっと大事なんだろうなぁ。
地球のために頑張ろうとまでは思えないけど。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?