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梅雨の雨に流す



泣くことに対して。

すごくプライドが高いというのか

泣く姿をあまり周りに見せてこなかった。

1つの感情。喜怒哀楽の欠如。


泣いた場面ほぼ全てが記憶にあるってくらい

泣いた場面は少ない。

祖父母が亡くなった際にも、
小さかったのもあったかもしれないけど、

なにが起こってるのかわからない状態。

昨日までいたのにいない。

お見舞いにもあまりいけなかった。

両祖父母ともとても可愛がってくれていた。

病室のにおい。かけてあげる言葉。

「早く治って元気で暮らそうね。」

そういった言葉は病室にいる自分からは
なかなか出てこなかった。

小さいながら、
たくさん祖父母にかけてもらった言葉。
最後に行った名古屋旅行。

お葬式の日はいとこのおばさんが、
泣いてるのをみて、もらい泣き。

悲しい。寂しいという感情を見せなかった
自分がそこからは大号泣。


死のイメージ=怖い。
これはほんとに小さい頃から直面してきたから、変わらない。


君とみた映画にも病室で亡くなるシーンがあったよね。

なんで泣いてるの?って思われたかもしれないけど、

フラッシュバックみたいな。
感情移入してしまう。

君といたから流せた涙。


悲しくて泣くことに対して、
ずっと我慢してきたから、

楽しくて、嬉しくて、泣くのも然り。

当時付き合っていた彼女との
クリスマスのディズニー。

クリスマスストーリーズが流れ出した時の
ふとした涙。

自分のサッカーのラストマッチの試合終了の笛

終わったあとは悔いなく笑ってたけど、
やっぱり負けることは悔しかった。

人前では泣けなかった。
胸を張っていたかった。

と同時に

やっぱり誰かに縋り付いて泣きたい気持ちも
あった。

前の記事で書いたホテルで
泣いた日もそうだけど、

弱さを見せれる。ってほんとに大事。

強がって、壁を作って生きてきたけど、
それさえ超えてくる涙。


一期一会。

いろんな人にあって、
いろんな感情を抱くけど、

やっぱり自分にとって涙を見せれる
その人の前で泣くことができるという
安心感てほんとにすごいものだと感じている。

誰といても楽しいときはそりゃ楽しい。

けど、辛い時とかそういうときに一緒に
泣けたり、ときに言い合ったり、
安心できる関係って
僕自身望んでいるものである。

理想ではさ、
ニコニコしてて、笑顔が可愛くて、
おちゃめでちょっと抜けてる人が好き
みたいな感じで友達には話してるけど、

現実的には、
そこもそうなんだけど、
それ以上にどれだけ喜怒哀楽出せたり、
安心できたり、

付き合ってたりとかのとき
喧嘩ってゆー喧嘩あまりしてこなかったから、

友達と彼女とかの話題になると
「女性と喧嘩したいの?」

できれば無い方がいいけど、

意見のずれがあるなら言い合える関係では
ありたい。って正直思う。


僕が折れるのはいつものことなんだけどさ、

その場での言い合いってほんとに感情的で
思っても無いこと口走っちゃう人だからさ自分。


黙っちゃうんだけど、考えて落ち着いてから
言いたいんだよね。

ここがちょっとまた相手にとったら
めんどくさかったりするのも
なんとなくわかってる。


僕の家族、兄弟とかも見てて思うけど、

男って理想的、女って現実的
ともいうけど、

大抵の意志とか決定権は女性側にある。
僕の身内の場合。

男がお金も時間も持ってても碌なものに使わないと僕は思うから、、

正直安心できて、
女性の掌で転がされてるくらい?


言い方がまずいか。

身内見てて思うけど、
嫁さんの尻に敷かれてるくらいが僕には安心できるなって思う。

それくらい身内の女性は強くてカッコいいんだって再認識。

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