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嵯峨は冷え込みの厳しい、最も寒い時期を迎えています。
いっぽうで、雪が降るたび、厳しい寒さを感じるほどに、やがて来る春を思うようにもなります。


本科の校舎では、日々機音が響き、着物が続々と織りあげられています。
着物を織り終え、伸子をはり、裁ち合わせ、仮仕立てを終えたら、ひとつの区切りを迎えます。



裂を待ち針でとめる



縫い合わせて、着物の形にする


一方で、つぼみのついた梅を染めたり、ミモザの枝を染めてみたり。
はたまた、次の制作を考えて、準備を始めてみたり。


嵯峨校の庭のミモザ



枇杷の葉の染め


染めと織りが積み重なり、繰り返し、終わりなく続いていきます。


アルスシムラ卒業制作展を、2023年3月10日(金)から12日(日)まで、
京都文化博物館 6階にて開催いたします。
皆様のお越しをお待ちしております。

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