見出し画像

組織のDEIについて

ご自由にお書きください。そうですか、じゃあ自由に書かせてもらいましょう。

ハラスメント問題

いま、いろんなハラスメントがありますよね。セクハラパワハラモラハラ。とくにこれは企業の組織において起こる問題として取り上げられるわけですが、とくに組織においてマイノリティが被るハラスメントや排除について議論をしている文章を読んだのでそれを読んで感じたり学んだりしたことを書いていこうと思います。論理的な整合性とか正しさはあまり気にせず適当にゆる~く書いていこうと思います。

「アライ」になろう、という話。

その文章とは、ダイヤモンド社のハーバードビジネスレビューの6月号でした。営業のあるべき姿をメインの特集で扱っており、たぶん営業になるであろう自分にとってはとても興味深いテーマであるのですが、雑誌後半の方に、マイノリティのアライになろうという主旨(?)の文章を見つけました。アライって絶対普段使わない日本語ですよね。同盟者を意味する英語のallyをカタカナ語にしたものらしいのですが、要は白人男性が職場のマイノリティに寄り添って味方となり、職場のDEIを実現していこうということが書いてありました。

DEIとは

今回記事を読んで一番自分にインパクトがあったのは、このDEIという略語でした。多様性(Diversity)、公平性(Equity)、包摂(Inclusion)の略であるようですが、マイノリティにとってより良い組織にしていくという文脈で目指されたり手段として重要視される3つの言葉をまとめた略語があることに驚き、覚えておきたいと思ったのです。社会的に少数派の人々のインクルージョンにより、組織のダイバーシティが実現される。そして、組織内のエクイティを整えて、みなが活躍できる良い場所になっていく。このような理解をしています。

特権を持っているという自覚:俺はどうか。

その記事は、白人男性に対して、彼らが持っている特権を自覚しなければならないと説きます。これは、自分にも当てはまるものであると思いました。というのは、私はバイトをしているのですが、そこで一緒に外国人の方も働いているわけです。彼らに対して私は、日本語に慣れている、お客さんの印象、といった点で特権をいくつか持っている。そうした特権を私は今まで自覚して、一緒に働いている外国から来た方に心から寄り添えていたか、といえば自信がないです。この記事を読んだことで、自分の態度や行動を省み、よりよくしていこうという気持ちになれました。

自分のモラルの低下を危惧する

具体的にはいえないのですが、最近自分の中でろいろとモラル観が薄れていたように感じています。自分の最近の言葉や行動から、ただルールを破ってバツが下るのが怖いからという制裁ドリブンな発想、そして他人に良く思われたいからという承認欲求ドリブンな思想が自分に定着してしまっていると思いました。そのようにして今日自分に対して嫌悪感を覚えることを通して、自分の中にある価値観に触れることができたような気がしています。人から良く思われたいというある種の承認欲求的、もっといえば自己利益的な発想というよりは、自分自身のモラルが自分に対して判断を下したという感覚です。このような他人軸ではない自分軸のモラルは、他ならず私が私の暮らしていた環境から時間をかけて与えてもらったものです。法律や他者の目による制裁の有無にかかわらず自分が自分に対して守れと要求するようなモラルというものを見つけ出し、重要にしていきたいと思います。同時に、一定数他者に良く思われたいという動機が存在することも自覚をしていきたいと思います。

とても重い話になってしまいました。35分ぐらいで書いており、論理の構造がおかしかったり説明が不十分なところがあったりするかもしれないと、予防線を張りたいと思います。保身や他者からの承認に関わらない、自分が自分に課す道徳を大切に育てたい、HBRのマイノリティの活躍に関する記事からそういう重要な感想を得ることができました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?