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四柱推命的「熱い人」と「冷たい人」


森羅万象の気(木火土金水)には気温があります。

一般的に「火」が多いと気温が高い、「水」が多いと気温が低いと解釈をします。


生年月日から求められる「命式」から「火」が燃え盛っている「熱い人」と「水」で冷え冷えとした「冷めた人」を読み解くことができます。


あまりに熱すぎる人には気温を下げて、冷えすぎる人には気温を上げるように、気を使って調整をしていく開運法を「調候法」と言います。



熱めの湯たんぽみたいな人が好きです。

熱い思いを語る人は、一緒にいると、元気をたくさんもらえます。


火炎放射器みたいに攻撃する熱さではなくて、温まるタイプの熱さの人が好きです。


「熱い人」は、命式にたくさん「火」を持っています。


巡る運気が「火」の勢いを強くするものが巡ると、「熱い人」の熱い思いは、まるで燃え盛る烈火のごとく、強く熱くなります。


許せない気持ちが強くなったり、そんなつもりはないのに、攻撃的に振る舞ってしまって後悔したり、周囲の心配をよそに突発的に行動してしまったり。

そんな時は「火」が強すぎる時です。


「火」が強すぎる時には「金」が火力を優しく押さえてくれます。


「金」は感性の象徴です。

楽しいこと、嬉しいこと、そんな気持ちを感じる時は「金」の気が発動している証拠です。

また、旅行などの移動、特に車、電車、飛行機で移動すると「金」はますます活発に発動します。


許せないことで頭がいっぱいになって辛い時、大好きな人と、乗り物に乗ってお出かけすると、気持ちが落ちついてくるはずです。

そして、「まあ良いか」と、心穏やかに過ごせます。


清らかで淡々とした人が好きです。

困ったことがあったとしても、冷静に、客観的に対応策を考えてくれる人は、頼りになります。


何事も切り捨てる冷たさではなくて、冷静さの中にも穏やかな温かさを感じる人が好きです。


「冷めた人」は命式に、たくさん「水」を持っています。


巡る運気が、「水」の勢いを強くするものが巡ると、「冷めた人」の冷静な思いは、まるで来るものすべて凍らせてしまうかのように、冷たく冷ややかになります。


相手の事を信頼できなくなってしまったり、頭で考えすぎて答えがわからなくなって動けなくなったり、逆にとめどもなく嫌な感情が溢れかえってしまって止められなくなってしまったり。


そんな時は「水」が強すぎる時です。


「水」が強すぎる時には「土」が溢れる水をせき止めてくれます。

「土」は安定の象徴です。

母なる大地に育まれ、守られている自分を感じたり、コツコツと目も前の事に取り組んでいる時は、「土」に気が発動している証拠です。

また、いつも支えてくれる周囲の人が、どれだけ自分を愛してくれているのかを感じると、「土」はますます活発に発動します。


何もかも嫌になって、投げ出してしまいたくなった時には、大好きな人にしっかりと抱きしめてもらうと気持ちが落ち着いてくるはずです。


そして、「まあ良いか」と、心穏やかに過ごせます。


命式は変えることのできない「宿命」です。

でも、森羅万象の気はさまざまな方法で、補うことも抑えることもできます。


なので、「運命」の「景色」は自分で意識する事によって、作ることができるのです。


運命の景色を、自分らしく変えるには、自分が本当に心から感じている事に目を向けると、何を補うのか、何が要らないのかが見えてきます。






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