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大きく偏る時はチャンス到来です。:「十二支」の特殊な組み合わせから「気」が偏る時期を知る:四柱推命



「十二支」は、見えない気です。

移ろい流れて、変化していく気で、「感情」として感じる気です。


人の行動や言動は、「感情」の元に起こります。


「十二支」の変化が、「感情」に与える影響は大きくて、その影響が特別大きくなる瞬間は、やはり、大きな決断や、大きな一歩を踏み出すことが多いですね。



「十二支」の組み合わせの中で、大きく影響を与えると言われパターンには、4つあります。(他にもまだありますが、影響が大きいと言われているものだけご紹介します)

影響が大きい順に

・方合

・四墓

・三合局

・沖

となります。


まず、「方合」とは

同じ「季節」の「十二支」が集まることで、その「季節」の「気」が強まります。

・亥と子と丑が集まると「水」(冬)が強くなる

・寅と卯と辰が集まると「木」(春)が強くなる

・巳と午と未が集まると「火」(夏)が強くなる

・申と酉と戌が集まると「金」(秋)が強くなる

いずれかの「季節」に大きく偏ります。


同じ「季節」の気が「命式」にある場合、いつも偏っているし、2つ持っていれば、もう一つ来れば偏ります。


もしも、特別にテンションが上がる「季節」があると感じておられるのなら、「方合」となっている可能性がありますね。

その「季節」は、気の勢いが出るので、ガツガツ行きましょう!



次に「四墓」

「墓」と言う文字に、なんだか怖い・・・と感じるてしまうかもしれませんが、全く関係ありません。

「墓支」とは、「季節の変わり目」の気です。つまり「土」の気です。

・丑と辰と未と戌が集まると、4つの「墓支」が集うためにこう呼ばれています。

「土」は安定の望みます。なので、ちょっと頑固になるかも。

足元を固めるには良いですね。



それから「三合局」

「十二支」の巡りの順番で、3つ飛ばしの「十二支」が集まった場合、必ず一つは、「季節」の最も旺盛な「気」が入ります。

その旺盛な「季節」の気が、他の2つの気からの応援を受けて、とても強くなります。

・亥と卯と未が集まると、卯の「木」(春)が強くなる

・寅と午と戌が集まると、午の「火」(夏)が強くなる

・巳と酉と丑が集まると、酉の「金」(秋)が強くなる

・申と子と辰が集まると、子の「水」(冬)が強くなる


ここまでくると、ちょっとややこしくなりますが・・・・

こうなると言われています。

「十二支」は「雑気」で、複数の「気」を持っています。なので、他の「十二支」からの影響を受けた時、旺盛なものに引き寄せられて、小さいものが押さえ込まれて、このようになります。



それでは、気を取り直して

最後に「沖」(流派によっては七沖)

相反する「気」を持つ「十二支」同士がぶつかって、二つの気の力が強い方が、力の弱い方を弾き飛ばします。

・子(水)と午(火)

・丑(冬の土)と未(夏の土)

・寅(木)と申(金)

・卯(木)と酉(金)

・辰(春の土)と戌(秋の土)

・巳(火)と亥(水)

古典の解釈では、「凶」の意味合いが強く言われていましたが、最近ではあまりその様には解釈をしません。

と言うのも、相反する真逆を交わらせることで、大きな力となるからです。いわゆる「ギャップ萌え」ですね。

上手にバランスを取ると、良いわけです。


頑張りましょう!



鑑定では、特に「方合」と「三合局」は、注意をして観ていきます。

それは、なぜかと言うと、気質が偏るから。
偏りは、勢いを生み、物事が大きく動くチャンスなのです。


相性鑑定では、相手の「大運」の「十二支」によって、このどちらかになる時には、相手からの気が押し上げてくれて、大きな転機となる場合もあるんですよ。


これこそ「内助の功」ですね。



職場の人間関係や、友人関係、その他関わる人の全てから、「十二支」の影響を受けます。

また、「十二支」は「季節」「方位」「時刻」の中にもあります。

つまり、全ての「環境」は、自分の「十二支」にいつもエネルギーをもたらしてくれていて、それは、自分もエネルギーを与えているのです。



見えない「十二支」、でも見えなくても影響は大きい。

自分の「感情」の声を、耳をすまして聞いてみましょう。

きっと、チャンスがやって来る前に、教えてくれるはずですね。



「命式」は、二段構造になっています。


上の部分は、見える景色で、「十干」

下の部分は「十二支」です。


「十二支」は、しっかりと「十干」を支えています。支えているというか、「十干」が「十二支」の上に乗っている感じです。

「感情」があるから、それに従って「行動」が生まれてくる。

そんなイメージかもしれませんね。


経済に詳しい方は、「経済は感情で動く」と言われるのも頷けます。


「感情」を整えて、良い感じにしていくために、「心地よさ」を大事にしていきましょう。



「なんとなく」感じるのは、「十二支」のささやきが、自分の耳に届いたからかも。

きっとそうに違いない!

「十二支」は移ろう気で、気まぐれに変わりやすい。
しっかりと、そのささやきを感じていきたいですね。


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