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「辰月」の「新月」の願いを叶えるには・四柱推命

五行土気は、外身と中身が異なる特徴を持っているのかもしれません。

十干支の土気は、「戊」と「己」です。
「戊」は高くそびえ立つ山々の様。
「己」は広大な大地の様。
どちらもそれそのものでは動きません。
なので、「不動」「安定」と解釈をします。

一方で、十二支の土気は「丑」「辰」「未」「戌」の4つです。
それぞれ「季節」の盛りの次にやってきます。
その「季節」が「墓」の中に入って終息していく様。
十二支土気の次は、新しい季節が始める十二支(生支)がやってきます。
つまり、十二支土気とは、前半は終息に向かい、後半は始まりに向かって動いていることになります。
表面に現れることなく、文字通り「土の中」でひっそりと、邪魔されることなく動く。その動きは、今までの方向を変えるほど強い力を持っている、と考えることができますね。


4月の十二支は「辰」
「春」から「夏」に軌道修正をする様。
4月5日からの「墓じまい」期間は16日で終了し、17日から5月5日までが「軌道修正」期間(土用期間)となります。

「春」から「夏」へと変わると、何が一番違うのかというと
それは、「春」は地面に根を張る植物のように、地に足のついた動きとなるのですが、「夏」は上昇するのみ。足枷はありません。
「夏」は重力がない、軽やかさが特徴です。
なので「辰」は、空高く飛び回る「龍」の如く、軽やかに地上からジャンプする様。ちょっと勇気がいるかも。


「辰」と同化するには、何と言っても軽くなくては。
なので、この時期はデトックスが欠かせませんね。
春に美味しい山菜や野菜などには、苦味がありますが、苦味成分には解毒効果が期待できるとされています。
旬の物をいただくのは、「健康」につながると言われるのも納得ですね。


明日は新月。
牡羊座で起こります。
しかも日食を伴います。
昔の人は、日食を「龍が太陽を食べる」と考え、不吉だと考えていたそうなんです。
辰月の日食とは。さぞかし威勢の良い「龍」が登場するかもしれないですね。

人の気持ちは、月のように満ち欠けをすると占星術では考えます。
新月から満月に向かう時期は、月が満ちていくように、気持ちも満たされていく時期とされ、新月に願うと、その願いが叶うと言われているそうですよ。
ちょっとワクワクしますね。

ただし、4月は「辰」土気です。
だから、すぐには願いが現実になった感覚になれないかもしれません。
5月5日までは、出来ることに取り組んで、諦めずに時を待っていると良いかもしれないですね。断捨離も忘れずに!

5月6日から月の干支が進みます。
その頃に、きっと、実感できるはずです。
土気の外身に騙されず、中身を信じていきましょうね!





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