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サンタクロース補助業務に奮起したオッサンの話

こんにちは。
ねずみオヤジです。

急に勤務が休みになり,
時間ができたので…
今日はサンタクロース補助業務の話をします。

私の自己紹介は
こちらをご覧ください。

サンタクロース補助業務


ところで,
あなたは残業が好きでしょうか。

私は…若くて体力があれば
そして,ちゃんと残業代が出るなら,
好き…かもしれませんね。

ですが。
休憩があるとはいえ…
8時間,肉体労働をしたあとの
残業は…なかなかにしんどいものです。

まして,もう若くはないですから。


さて。
時は2022年のクリスマス。
退勤まであと30分くらいのときに…
マネージャーから放送で読みかけがありました。



規則上,
業務内容の詳細は明かせませんが…

これくらいは大丈夫でしょう,きっと。

「今日はクリスマスです。
プレゼントを待つ子どもたちの元に,
届くかどうか。
みなさんのがんばりに懸かっているのです。

どうか…1時間でも…
1時間が無理なら本当に30分でもいいので,
残業してください」


AIの完備でなくなる仕事…とか,
だれにでもすぐにできる仕事,とか…


そういったやり玉に上がる仕事です。

働かないと食べていけないし
生活できないし…
借金も返せないから。
がんばるしかない。


けど…
残業してまで必死になる理由はあるのか。


きつい仕事で体はガタガタ。

仕事のちょっとしたスキマ時間を狙って,
携帯している軟膏を体のあちこちに塗り…
自分の時給以上の金額の
サポーターを買って身につけて
仕事をなんとかこなし…

勤務時間が終わるなら…
残業は拒否出来るし,
帰って少しでも体を休めないと…

…と思いつつ。

それでも
「何のために働くのか」
…と考え…
「サンタクロース補助業務」
と思えば,まあ,夢がありますよね。


私は子どもを授かることはなかったので,


ちいさな子どもに
クリスマスプレゼントを贈る,
という体験はしたことはありません。

これから先も,ありません。

ですが…
今のこの目の前の仕事は
サンタクロース補助業務だと思えば…

疲れ切った,
この年老いた体でも,
まだがんばれます。

これまでの人生を振り返って,
子どもを授かることのなかった,
若かりし頃を思い返しながら…

オッサンになったあとでも
できることはある。

調子に乗って…
3時間,全力で体を動かして
帰りました。


年甲斐もなく,
必死になりすぎて,
翌日の勤務時に,
体が動かなくてひどく苦労したこと。


そして…
その日も2時間の残業が待っていたのは
また別の話です。

そして…


上述の
マネージャーの必死の呼びかけに
応えて,残業した人,
かなり多かったですね。


職場内の,
まだ若いイケメンと美女たちも
こぞって残業していきました。

いたいや…
若い君たちはいつまでも働いてないで
さっさと帰ってクリスマスを謳歌してよ…

とか思ったけど,これは
決して口に出せませんね。

今の時代,こういうことを
口にした時点で,
いろいろとアウトでしょう。

生きにくい時代になったものです。

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