ガソリンスタンドの夜勤は本当に『楽な仕事』か?
こんにちは、薄給サラリーマン兼副業バイト戦士のアラホーです。
今回は、巷で『楽な仕事』と噂されるガソリンスタンド夜勤の真相と、求人広告で最低限チェックしていただきたいことについて書きます。
インターネット掲示板やSNSでは頻繁に『楽な仕事』に関する議論や情報交換がされており、必ずといっていいほどガソリンスタンド(GS)の夜勤が話題に挙がります。
もはや『楽な仕事のド定番』といっても過言ではないGSの夜勤ですが、本当に楽なのでしょうか?
私の回答は「条件さえ整っていれば・・めちゃくちゃ楽」です。
その条件とは主に下記の3つです。
具体的にみていきましょう。
1)セルフのGSである(超重要)
ガソリンスタンド夜勤の求人をネットで探すと、セルフのGSだけでなく、フルサービスのGSによる募集広告もたくさん目にします。
補足:グーグルで「ガソリンスタンド 夜勤 地域名」で検索すると、上位に求人サイトが表示されますので、求人を見つけること自体は難しくないはずです。
私自身は未経験なのですが、フルサービスのGSでの夜勤はおそらく大変です。(少なくとも、セルフのGSと比較したら絶対に大変。)
お客様がいらしたら、そのつど屋外に出てサービスを提供しなければならないからです。
夜の給油といっても、真夏の屋外は蒸し暑いし虫も出ます。冬なら凍えるような寒さのなか接客をしなければならない。
また、お客様にお願いされればタイヤの空気圧チェックもするでしょうし、車の相談を受けることもあるでしょう。
さらにはアプリの勧誘やカーコーティング等の営業ノルマもあるかも知れません。
一方、セルフGSはというと、夜勤が担当することはせいぜい『お留守番』程度の作業です。
給油はお客様自身でされるため、夜勤スタッフは空調の効いた事務所からお客様の状況を監視カメラで目視し、安全を確認してから給油許可のボタンを押します。
このメイン業務ともいえる
■監視&許可出し のほか、
■拭き上げタオル等の洗濯&たたみ
■GS内の簡単な清掃及び清潔維持
(レシート紙の交換やゴミの廃棄含む)
■ローリーの受け入れ
■外設機や洗車機のトラブル対応
にあたったりします。
こちらの仕事は正直かなり楽です。
ですから、誰かが「GSの夜勤は楽だよ~」と言っていたら、それは確実にセルフGSの夜勤における監視業務&給油許可をさしています。
フルサービスのGS夜勤は『楽な仕事』に含まれません。
ご注意ください。
2)コンビニ等を併設してない(超重要)
私はセルフ給油かつGS単体の店舗に勤務した経験しかありませんが、
求人サイトでコンビニを併設する店舗の募集要項を読む限り、コンビニとGS両方の業務を担当するようです。(コンビニ仕事の合間に給油の許可出しなど。)
私だったら「それ…倍の時給ください」ってなりますよ。
店の繁盛状況や仕事の契約内容にもよりますが、もし両方の業務にあたるとなると、夜勤であってもかなり忙しいんじゃないでしょうか。
カフェやコインランドリーを併設しているGSもありますが、どれほど忙しいのか、そもそもどこまでの業務を担当する契約なのかも店次第ですので、私が言及することは難しいです。
ただしココでいえるのも、他業種併設型よりはセルフ給油のGS単体の店舗の方が絶対に楽である、ということです。
3)直接雇用でない(議論の余地あり)
これは私自身が店舗の直接雇用でなく、GSの夜勤にスタッフを派遣する企業に雇われているため挙げましたが、1)2)と比べると、重要度は低いです。
直接雇用と派遣にはそれぞれ一長一短がありますが、仕事が楽&立場が気楽なのは明らかに派遣スタッフと思います。
この点は、また別の記事で検討します。
以上の3つの条件を満たした場合、その仕事は『楽』である可能性が濃厚です。
私から言えるのは、とにかく
【セルフのGS】かつ
【単体で営業している店舗】で
【監視業務がメインの求人】が
『楽な仕事』であるということです。
ガソリンスタンドの夜勤といっても、業務内容や労働条件(労働時間・時給など)は求人によってかなり差が出ます。
もし応募したい求人を見つけたら、募集要項をよく読んだうえで、面接でも具体的な仕事内容や業務範囲を確認をしていただくことをオススメします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?