副業禁止規則なんて知ったこっちゃない
こんにちは、薄給サラリーマン兼副業バイト戦士のアラホーです。
「副業バイト戦士」の肩書の通り、私には本業があります。
平日昼の顔は建設会社の事務員です。
東京本社で働いていた時は総務部や人事部にいました。
名古屋に転勤してきた今は、支店の経理課におります。
本業でやってることはざっくり、
・出金管理(外注費や材料費等の処理)と記帳
・入金管理(売上や未収入金チェック)と記帳
・支店の月次・年次決算資料の作成
・官公庁への報告書類の作成・提出
・社員の毎月の勤怠管理と本社提出
・社員の健康診断予約や結果の管理
・社員の資格証(期限)管理と研修・講習予約
・建物や社有車、機械等の固定資産管理
・(建物)修繕の年間計画作成と工事発注
・福利厚生(社員寮や出入り業者)の管理
・マネジメントシステム(品質・環境)事務局
・BCP対応(防災用品や緊急連絡体制の整備)
がメインですが、上記それぞれに雑用がたくさんつきます。
たとえば売上金も、工事後に一括入金されるのがラクですが、前払い金(これはうれしい)があったり、小切手や受取手形を処理したりなど、「お金をただ受け取る」だけでも色んな処理が並行します。
また一つの工事を京都や静岡の支店と一緒に取り組む時は、支店間での人件費や経費、それと売上金の配分がその都度決まるので、やるべき処理も増えて「うへ、めんどくさ」となったりします。
そのほか、オフィスで雨漏りがしてるだの、社有車で事故ったから保険会社に連絡してくれだの、「名古屋支店の〇〇君は社員寮で電気を使いすぎてる」と本社経理に怒られたりだの、とりあえず問題があれば私に報告がくる感じです。
しかしながら、ぶっちゃけ本社で総務や人事をやってた頃に比べたら非常に気楽で、それは把握・管理すべき範囲が「全社から支店単体」になった部分が大きいと思います。とにかく対処する定型業務もトラブルも超減った。
本社勤務の頃は頻繁に会社に寝泊まりしてました。ロッカーには洗ったばかりの下着やワイシャツを常にストックし、よくネカフェでシャワーを浴びてました。応接室のふかふかのソファではよく眠れました。朝5時に給湯室で寝ぼけたままヒゲを剃ってアゴを深く切ってしまい、血が垂れたワイシャツで一日仕事をした日もありました。
支店に転勤してきた結果、
・平日の残業が減った
・休日出勤がなくなった
・通勤時間が減った(片道75分→15分へ)
・仕事のストレスが減った
・睡眠時間が増えた
・遊ぶ時間が増えた
と、いいことづくめです。
二度と本社には戻りたくない。というのが本音。
また、名古屋は非常にいい所です。住みやすい。
んで、時間的にも気持ち的にも余裕ができたので、ガソリンスタンドの夜勤バイトを始めた次第です。本業の給料がそんなに良くないもので。
ガソリンスタンドで夜勤バイトをしていることは、まわりに言っています。支店の社員もほぼ知っています。副業禁止の会社ですけども。
まあ、副業禁止なんて知ったこっちゃないですよ。
だって私、副業をしたところで体調も崩してないし、遅刻・早退・欠勤もしてないし、何より仕事の締め切りを破ったことがない。なんなら、ほぼすべての業務を前倒しで処理しています。
本業一本でやってる支店社員には、頻繁に体調不良になって有給を使う人もいるし、業務の締め切りを守らなかったりギリギリまで放置した結果、残業で対応する人もいます。
思うに、本業のパフォーマンスが落ちないなら副業したって問題ないし、本業のパフォーマンスが出ないなら本業専念だって何かしらのテコ入れが必要なんです。
私にとっては平日昼の事務が本業ですから、副業によって本業に支障がでる(体調不良・遅刻早退欠勤・納期遅延など)ようなら、副業をすぐ辞めると決めています。
逆もしかりで、本業が忙しくなりすぎた結果、副業の方で迷惑をかける(欠勤や居眠りなど)ようなら、すぐに副業を辞めると決めています。
そういう意味で、自分でやると決めた以上、本業も副業もしっかり期待通りの働きをして、時間通りにすべてを終わらせて、「副業なんてやってるから仕事が適当だ」と思われないようにしっかりやっていこうと思います。
副業していることを周囲に言いふらすことで、ある意味、自分へのプレッシャーになってる部分もありますね。絶対に仕事のクオリティを落とせないので。
こんな働き方も、私が独身中年だから出来ることかと思います。
世の同世代は配偶者がいたり子供を育てたりされてますが、私がその立場だったら多分、副業はしないです。生活と仕事を完璧に回す自信がないので。
結局は、やるべきことをしっかりやれる範囲でしか物事は抱えない方が精神衛生上いいと思います。
私の現状では本業+副業が一番バランスがいいので、やれてる間は続けていきます。