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#妄ツイ
とうとうマドンナ彼女との関係がバレました。
あつさを肌で感じる朝のグラウンド。
カラーコーンを1つ、また1つと躱していく。
最後のカラーコーンを躱して、シュートをゴールに突き刺した。
ボールを拾い直した瞬間、後ろから声をかけられた。
「わ......!」
「......見えてたよ、なぎ。」
「もう......つまんないの」
自分の朝練が終わったのか、人がまだ来ない時間帯に彼女が向日葵の香りとともにやってきた。
夏服もとても似
マドンナ彼女に映画館でいじわるしました。
雨が降り、低気圧に頭を悩まされる6月。
梅雨前線もまだ出来たばかりで、まだまだ元気そうに雨を降らせている。
「はぁ......」
ため息とともに気分も落ちていってしまう。
週末の彼女とのデートも、雨だと行く場所が限られる。
今はただ、ぼーっと彼女の美しい所作から放たれる矢を見ていた。
「なんか浮かない顔してる......」
袴に身を包んだ和が自主練を終えて、向日葵の香りと共にこちらに
ほかの女の子と話してたらマドンナ彼女に嫉妬されました。
朝、誰もいないグラウンド。
暑さを少し感じる季節に自主的に朝練する人なんていない中、俺はマーカーを置いてドリブル練習をしていた。
視線を上げて足元を見ないようにし、ボールをコントロールしてマーカーをかわしていく。
時計を確認してもう少しで終わろうかと言うところで、ひまわりのようなあたたかさが後ろからふわっと香った。
「おはよ、○○。」
彼女の和が武道場の方からひょこっと出てきて、声をかけ