バジル(エッセンシャルオイル / 精油のプロフィール)
バジル / Basil(学名:Ocimum basilicum) シソ科
イタリア料理でもお馴染みのバジルの名は、「王」を意味するギリシア語の「バジリコ」に由来します。
エジプト人は、バジルの香りに意識を覚醒させる効果があることからバジルで冠を編んでいたそうです。
インドの一部の民族は、バジル の葉を噛んで宗教儀式に加わり霊感を得ていたという説もあります。
また、アーユルヴェーダでも広く様々な心身のトラブルに対して用いられてきました。
くっきりとしたスパイシーな香りは、集中力や記憶力をアップさせます。
バジル の刺激的な香りは気持ちを引き上げて元気にしてくれるだけではなく、リラックスさせる効果もあります。
不思議な精油です。
このリラックスと高揚、双方の効果によって精神的疲労を解消し、無気力だった心を復活させます。
再びやる気を起こさせてくれる香りです。
特に、頭をはっきりとクリアにしたいときにお薦めです。
ドライブのお供に最適です。
バジル には筋肉痛を緩和し、頭痛や偏頭痛の症状をやわらげる働きもあります。
マインドが強すぎて、心が緩まないとき、バジル精油で筋肉からゆるめるとよいでしょう。
既に精油の生産がされていた16世紀には、胃腸のトラブルや気分のリフレッシュに用いられていたそうです。
食欲をそそる香草としても有名ですが、バジル は消化を助けるハーブで、イタリア料理には欠かせないものとなっています。
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