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「物語の香り」は自分に必要な香り

大切な1冊、お気に入りの1冊の香りを作る「読むアロマセッション」


「物語の香りを創る」という工程で、とても大切なのが「感想、イメージを語っていただく」ということ。

「とても面白かった」「感動した」「元気をもらった」「泣けた」

大枠でくくっていた読書感想の解像度をあげていくと、より作品への想いが深まると同時に、自分の気持ちや関心が何に向けられたのかが見えてくるのです。

人は質問されると答えようとするイキモノだとか。

「なぜその人物が気になったのですか?」
「読んだあとどんな気持ちになりますか?」
「世界観を色や温度にしたら?」

「そんなこと考えたこともなかった!」という問いほど、驚きや発見があり、おもしろくなります。

宿題でだされる読書感想文なんかも、このセッションを受けていただければすぐネタが見つかること請け合いです(笑)


そして、本と香りをつなげる醍醐味、本領発揮はここから。

作品のイメージブレンドを創ったはずが、その実、自分に最高に必要なオリジナルアロマブレンドになっている」という、うれしいおまけが自動的についてくるのです!

例えば、「読むアロマ」シリーズのひとつ、ミヒャエル・エンデ著の『モモ』

*「今」を感じとること、そしてアクションをおこすこと。
*モモの孤独、その先にある勇気
*人と何かを共有することでうまれる心や時間のゆたかさ
*カシオペイアの存在、仲間、ガイド
*希望、あたたかさ、神さまの視点
*光の色、落ち着いた黄金色

私の『モモ』のイメージ、響いたポイントです。

それを、精油が持つストーリー(作用、植物の特徴、文化的エピソードなど)とつなげて「お気に入りの1冊の香り」にしていきます。

「アクションをおこす」とカルダモン、「孤独を癒す」とネロリ、「神さまの視点」とフランキンセンス、などなど。

そうしてできた『モモブレンド』がこちらのレシピ。

・カルダモン
・スプルウスブラック
・ローズウッド
・ネロリ
・フランキンセンス
・シダーウッド

もうね、嗅いだ瞬間に「好き!!」ってまず、なる(笑)

不安を感じてグラグラするのを、安定させ、落ち着かせ、バランスを整えてくれる。

それは、スプルウスブラック、ローズウッド、フランキンセンス、シダーウッドの木からとれる精油が4つも入っているころからも分かります。
大地にしっかりと根をはり、幹をまっすぐに保つ様は、まさに「軸」をもった姿そのもの。憧れのようなものです。

そして、行動をおこす勇気を得た先に、ゆたかな時間を仲間たちとともに過ごすイメージは、可能性とか希望とか、そんなものを連れてきてくれました。

自律神経バランス調整、呼吸器系サポートも、身体の調子を健やかにするための必要な要素です。


感情や感性がキャッチしたものは心身が必要としているもの、心地いいもの

そのことを本と香りを通して体験していただけるセッションが、「読むアロマセッション」です。


今後、下北沢のBOOKSHOP TRAVELLERにて、定期的にトライアルセッションを開催いたしますので、気になった方はぜひ遊びにいらしてくださいね!

みなさまにお会いできるのを楽しみにしております!

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