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【レモングラス】”レモンハーバル香”アロマ暮らし薬剤師の精油note

 レモングラス精油のアロマ効果・用途
【こころ】
神経衰弱、ストレス、疲労、イライラの緩和 etc.
【お肌】
皮脂の調整、ニキビ・爪白癬の緩和、リンパの流れの促進に伴うセルライト除去 etc.
【身体】消化不良の緩和、食欲の刺激 etc.

参考:マリア・リス・バルチン著「アロマセラピーサイエンス」

こんにちは!
オーガニックタイプ レモングラス精油も愛用する、
アロマを暮らしの片隅に置く薬剤師 ”あき” と申します。

疲れやストレスが溜まって、気づけば足から気になるニオイが…💦
そんなとき「レモングラス精油」の足浴で対策できます。

わたしも、レモングラス精油は足浴で使います♬

イネ科アレルギーのせいか芳香浴すると咳がでちゃうものでして…。

あと、オーガニックタイプを使うように注意してますね…。

そこで、イネ科アレルギーで芳香浴できない方でも、レモングラスの香りを楽しむためにまとめてみました!
ぜひ参考にしていただけたら幸いです♬




”レモングラス精油” 香り成分は?


aromapo作成・精油組成【レモングラス】

レモングラスは、メリッサ(別名:レモンバーム)やリツエアクベバと同様、「ネラール」や「ゲラニアール」を多く含みます。

これらの成分がレモン調の香りの源です。

その他少量含まれる、モノテルペンアルコールやエステル類、メチルヘプテノン等が調和することで、フレッシュなレモンというよりはハーブ調の香りとなります。

また、レモングラスにはフロクマリン類が含まれないため、柑橘系精油特有の光毒性については心配要りません!

そのため、外出前であっても、お肌に安心してご使用いただけます。


< 使用上の注意 >

【最大皮膚使用量:0.7%】
✿ 敏感肌、疾患または損傷をうけた皮膚には使用を控えるようにしましょう!
✿ 2歳以下のお子さんへの使用も注意が必要です。
✿ 妊娠中は、催奇形性のリスクを減らすためにも使用を控えましょう!

参考:精油の安全性ガイド・第2版


”レモングラス精油” 香りの効果は?


レモングラス精油のアロマ効果・用途
【こころ】
神経衰弱、ストレス、疲労、イライラの緩和 etc.
【お肌】
皮脂の調整、ニキビ・爪白癬の緩和、リンパの流れの促進に伴うセルライト除去 etc.
【身体】
消化不良の緩和、食欲の刺激 etc.

参考:マリア・リス・バルチン著「アロマセラピーサイエンス」

アロマテラピーでは、レモングラス精油が主に上記の用途・目的で使われます。
しかし、科学的なエビデンスを立証する厳格な研究が行われていません。
そのため、これらが有用であると判断するのが難しいんです…。

しかし、抗菌活性・抗真菌活性の強さを検証する研究結果があるので紹介します!


< 香りの効果を考察 >


”レモングラス精油” 抗菌活性&抗真菌活性
<抗菌活性>25種の異なる細菌に対する抗菌活性:18種
リステリア・モノサイトゲネス20菌株に対する抗菌活性:20種
(リステリア・モノサイトゲネス ☛ 人畜感染症を引き起こす細菌のひとつ)
<抗真菌活性>クロコウジカビに対する抗真菌活性:90%
アスペルギルス・オクラセウスに対する抗真菌活性:83%
(クロコウジカビ、アスペルギルス・オクラセウス ☛ 食品汚染カビとして知られる真菌)

引用:マリア・リス・バルチン著「アロマセラピーサイエンス」

レモングラス精油は、様々な細菌に対して強い抗菌力、多種のカビに対しても抗真菌力をもつことが、研究で明らかとなっています。

そして、レモングラスのようにイネ科植物から抽出される精油には、抗菌力の高いものが多いことが知られています。そのため、感染予防や消臭対策にブレンドされることが多いです。

ちなみに、足のニオイの原因は、雑菌が生み出す「イソ吉草酸」です。
足の汗、皮脂、角質等を細菌が分解すると発生します。

足のニオイの原因であるイソ吉草酸に対して、レモングラス精油で対処しつつ、足浴後に足を清潔に洗い流すことで足のニオイ対策ができます。


< イネ科アレルギーについて考察 >


ただし、わたしの場合は、イネ科アレルギーのせいか繁用できないと、アロマテラピーを勉強し始めてから気づきました。

一般的には、芳香浴くらいでは、イネ科アレルギーであっても、レモングラス精油のようなイネ科の精油を使用しても問題はないとのこと。

それでも、時間の経過とともに、わたしは咳が出始めてしまいます。

そこで、ある日、オーガニックタイプをコレクションに採用。
試しに足浴に使ってみました。
すると、香りもよく、問題なく使えることがわかったんです♬

もし、わたしと同じようにイネ科アレルギーで不安な方は、オーガニックタイプの使用を検討してみるのもアリです!

それでは、次に、わたしも時折やる足浴法をご紹介します!


”レモングラス精油” 香りの効果を活かす!
【お手軽足浴法】



<用意するもの>
レモングラス精油 2滴
足首までが浸かる深さの洗面器


洗面器に足首が浸かるくらいまでのお湯を張り、精油2滴を入れてかき混ぜます。いすに座った状態で、足をお湯に浸しましょう!!


毎日行う必要はありません。

気が向いたらやってみるくらいでも大丈夫です。

下半身をバスタオルで包みながら足浴すると、冷え性の方にはより効果的です。


< 足浴法ブレンドおすすめ精油 >


すっきりハーブ調の香りを後押し!
ローズマリー精油

レモングラス精油とも相性抜群!
ローズマリー精油が加わることで、清涼感がアップします♬
1:1で試してみてください!

\あわせて参考に!/



”レモングラス精油” PROFILE まとめ


レモンハーバルの香り「レモングラス精油」。

わたしは、イネ科アレルギー持ちですが、じぶんのアレルギーの具合を把握し、安全と思える精油・方法でレモングラスの香りを楽しんでいます。

ただし、人によっては、手浴や足浴でもアレルギー反応を示してしまう可能性もあるので、十分注意していただきたいです。

あくまでも、精油を勉強すれば、アレルギー持ちでも香りを楽しむ方法があるかもしれない…くらいで受け止めてほしいです。

では、最後に、レモングラス精油のプロフィール・参考文献で締めます!


< 精油PROFILE >


レモングラス精油の揮発速度は中程度。

< アロマ好き必見⁉香りを楽しく学べる図鑑 >

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141種の精油の特長をコンパクトに解説!
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気になる方は、下記リンクよりぜひチェックしてみてください!

それでは、読者の皆様が、レモングラスの香りで癒されますように…。
この度は、最後までお読みいただきましてありがとうございました!

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