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SIBO(小腸内細菌異常増殖)が判明

私は、社会人になってから過敏性腸症候群(IBS)や切れ痔、機能性ディスペプシア(FD)などと言われてきました。

同じような症状をお持ちの方はご理解頂けると思いますが、特に薬を飲んでも大して変わらず、精神的だと言われて、心療内科を勧められたりがいつものことと言った調子でした。

勝手に胃腸が弱い体質だと思っていましたね…。今となっては、体質ではなく自分が作り出したものだとは知らず。

最初はお腹の張りは、そこまでなかったのですが、産後は妊娠5ヶ月かというほどお腹が膨れ上がり、胃を圧迫して心窩部痛がするほど強烈に痛むようになりました。

決まって、午後から。

育児と仕事の両立なんて、みんなやっていることだし、大変なのはみんな一緒と思っていましたが、段々と痛みが取れない程に。
胃カメラをしても何もなく、
ブスコパンやロキソニンも効かず、
ある時から水を飲むだけで、激痛が襲ってくるようになりました。

近くの消化器クリニックに通院していましたが、症状が改善することはなく、
便は白くなり、透明の粘液が出るようになっても
医者は、お腹の偏頭痛だよと、偏頭痛の時に処方されるゾーミックを処方箋されました。
効くはずもなく…。

当時、息子は1歳になったばかり。
痛すぎて動けず、初の救急車を呼ばれました。

県内でもトップクラスの救急病院に搬送されましたが、
対応したのは研修医。
しきりに生理のことや妊娠の可能性が否定できないと、レントゲンすら撮って貰えず。
腹部エコーだけでは特にコレといった痛みの原因は見つからず。

結局、子供も小さいし帰宅。
また近医へ行くことになり、
今度は消化器ではなく膠原病系の病気を疑われ、
救急車で運ばれた病院の膠原病外来へ。

一通り検査、抗体検査や便検査、造影CTをやっと撮ってもらいました。
しかし、紹介されたのは膠原病外来なので、
膠原病が否定されると、
漢方だけ出されてこれも終わり。

不信感しかなく、
CTの所見をお願いするも、
本人へは渡せないと、渡せるのはCTのデータのみ。
CTだけ貰っても、分からないよねーと思いながらも焼いてもらいました。

痛みが取れないまま1ヶ月、
有給もあまり使えないと思って、
スープとお粥生活をしながら仕事へ。

その時の仕事というのが好運にも、
検査部門の看護師で、
思いきって、放射線ドクターにCTを読影してもらいました。

第一声が、小腸が全周性に腫れてて腹水も溜まっていると‼︎
こんな状態で働いていたのと驚かれました。

はい、大分痛みと闘いながら、体重も3キロくらい減ってヘロヘロで働いていました。

今思えば、その時の私を褒めてあげたい。

今となっては、SIBOが悪化して、
リーキーガットを起こして腸もれ(腹水が溜まり)、
かなり、低タンパク、抵脂肪、好酸球が爆上がりっていうのが理解できます。

それから、自律神経の乱れが酷くなり、
ホットフラッシュが頻繁に起こるように。

こんな状態の後に不妊治療を再開したので、
そりゃあ、不育症になるよね…。

そう、私は2度流産を経験しています。
どちらも心拍確認後に育たず。

2度目は、体外受精をしていたこともあって、流産の処置の際に、流産絨毛染色体検査を受けたんです。
しかし、検査がうまく出来ずに結局、原因は不明のまま。

2度目の流産の時に、たまたま栄養外来をしている不妊治療専門病院の院長先生のブログを読み、SIBOという言葉を知りました。

偶然にも、熊本でSIBOの検査をしている
グレイスメディカルクリニックがあり、
検査を受けることができて
水素発生タイプのSIBOということが判明しました。

SIBOが判明するまでの道のりが、、、長かった。

良かったら、治療の流れや分子栄養学とリンクしたことをブログに書いているので、
読んで頂けると嬉しいです。

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