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和精油推しアロマセラピストの「ちょっと語らせてください」その1

ワタクシ、こう見えて(どう見えてるかわかりませんが)個人でアロマサロンを経営しておりまして、アロマセラピスト兼サロン経営者という身分です。

アロマセレクトでの体験を活かしながら、自身のサロンでクライアントからアロマトリートメントを受けた際の『生の声』を直接聞けるというありがたい立場なのです。

そんなアロマセラピスト岩瀬が精油選びにまつわる話などをお伝えしたいと思います。

【和精油の存在】


サロンで常備している精油は30数種類程。
その中には和精油も含まれています。

日本の土地で育った植物から作られた精油が和精油(日本産精油や国産精油等とも呼ばれます)です。

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私がアロマセレクトの精油と出会って7年程でしょうか。
サロンで使い始めた当初は正直使用する機会があまりありませんでした。

私自身は樹木系和精油の香りがシンプルに好きなので、使いたいという気持ちはあるのですが、如何せんクライアントに香りを気に入っていただけないと使うわけにはいかないのです。


ところがここ最近ちょっとした変化が起きています。
2年程前から少しずつ和精油を選んでいただけるようになってきたのです。

そこで、アロマトリートメントに和精油を実際に使用した感想をクライアントの方に直接聞いてみました。

【香りの感想】


選択した精油は、ヒノキ(幹)、ベルガモット、ジュニパーベリーの3種類。
爽やかでクセがなく温かみのある香りになり「心が落ち着く香りで好きです」とのことでした!

「あ〜いい香り」「この香り好き」と言われるとこちらも嬉しい気持ちに✨

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元々フローラル系の甘めな香りはお好きではなく、毎回同じような精油を選ばれていたのですが、ヒノキ精油を試したところ、トリートメント後の感想は「馴染みのある香りで非常にリラックスできました。」
「頭も体もスッキリとしました」という言葉をいただきました。

また、次も他の和精油を使ってみたいとのことで...(歓喜✨)
和精油推しのセラピストとしてこれほど嬉しいことはないです!

アロマトリートメントをする際、コンサルテーション時にどの精油を使うか、まずはセラピストが選びます。
ひとつひとつこの精油はどのような作用が期待できるか説明し、香りを確認してもらい、最終的にクライアントがどの精油を使うか決める。という流れなのですが、アロマセレクトの精油の場合、作用以外にもがっつり説明しちゃうわけです。(説明できちゃうの)

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私自身がアロマセレクトの抽出工場の仕事に携わっているので、抽出作業をしている人はもちろん、樹木を運んで来てくださる木こりさんの顔も知っております。
ですので、思い入れがあり過ぎて、たっぷりと暑苦しいくらいに語っちゃうのです。はい。

あまりに語りすぎて、生暖か~い目で見られることも覚悟の上で熱弁しております。
(普段ボンヤリしてますけど、語り出すと止まらなくなる自分にびっくりすることがあります!)

背景がわからない精油をそこまで説明することはできないのです。

これほどまで熱心になると、「あなたが言うなら使ってみようかしら」となり、あ...これはアロマセラピストとしてコンサルテーションの進め方が良くないのでは?!と不安になることもあったりなかったり(・∀・)

というのも、目の前のクライアントに対し、和精油を選んでくださいビームが出てしまってる時があるからです。
完全にけしかけてる感あるしな...。

とは言え、アロマセラピストは技術だけではなく知識も提供するお仕事。
知っている情報は伝えたくなります。
と言うか、立場上伝えなくてはならないのです(ウザすぎない程度に💦)



アロマテラピーの世界に足を踏み入れてから、『和精油』の存在を知った私。

実際に精油の蒸留をしたり、背景にあるものを学ぶことが出来ました。
そしてその経験がアロマセラピストの仕事に活かされています。

多くの方に感謝をしつつ、和精油推しの旅は続きます。
(タイトルが「まだ語る」って言ってる...)


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執筆者プロフィール
アロマセラピスト 岩瀬 史生子(Shoko Iwase)

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AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
AEAJ認定アロマセラピスト/富山市出身
2011年 リラクゼーションサロン「レゼル・ダンジュ」オープン/アロマセレクトnote担当者のひとり/美しい植物、人、風景を愛でるのが好き/アイスダンス鑑賞が趣味


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