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東洋医学の視点から精油を選ぶときの3つのポイント

こんにちは。
今日は、東洋医学の視点から精油を選ぶ際にポイントにして欲しいことを3つご紹介します。

ポイント① 陰陽のバランスを考える

まずは自分、もしくはクライアント様の身体の陰陽バランスをチェックしましょう。暑がっていたり喉が渇きやすかったり、イライラするなどの不調が見られれば陽が強いことが疑われますしい、冷えや疲れ・だるさといったことがみられたら陰が強い傾向あることが考えられます。
そして陽が強い場合には陰の精油を、陰が強い場合には陽の精油を選ぶことで、崩れたバランスを調整することができます。

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ポイント② 五行のバランスをみる


次にみるポイントが五行のバランスです。東洋医学の世界では、肝・心・脾・肺・腎の5つの臓器のバランスを良くすることが健康を保つことにつながると考えられています。

気の流れによる不調であれば
不眠や精神系のトラブルなどが見られれば
消化器系の不調であれば
呼吸器系や皮膚トラブルであれば
水分代謝や生殖器系トラブルであれば

上記を目安にして五行のバランスを見ていくと良いでしょう。
なお、五臓は全て関連し合っているので1つの臓器だけが不調になることはないということもポイントになります。


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そして精油選びについては、バランスの崩れている臓に属する精油を選ぶことがオススメです。


<五行と精油>

肝・・・カモミールや柑橘系など気を巡らせる作用のある精油
心・・・ローズやネロリなど精神面に作用する精油
脾・・・カルダモンやペパーミントなど消化器系への作用がある精油
肺・・・ユーカリやパインなど呼吸器系に作用する精油
腎・・・タイムやジンジャーなどパワーを与えてくれる精油


ポイント③ 気の量は十分にあるか?滞りなく流れているか?


東洋医学の視点から考える上でとても重要なもの。それは「気」です。
気とは生命活動のエネルギー源とも呼べるもので、気が十分にあり、かつ滞ることなく流れていることが大きなポイントになります。
しかし偏食やストレス、運動不足といった生活をしていると、気が不足したり、流れが悪くなったりします。
不足することによる不調としては疲れがとれない、だるいといったことが挙げられますし、
気の流れに滞りがあるとイライラしたり、痛みを感じるようになったりします。

そういった場合には、気のトラブルを引き起こす原因を見つけてそれの対処をしながら、気を補う精油(タイムやジュニパーなど)・気の流れを良くする精油(ラベンダーや柑橘系など)を使うと良いでしょう。


最後に

今日は東洋医学の視点から精油を選ぶ際に押さえてほしいポイントを3つご紹介しました。自分やクライアント様の体質に合う精油選びをすることで、不調を緩和してより健康な日々を過ごせるようになりましょうね^^


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