東洋医学からみる 片頭痛・こめかみの痛み・股関節の不調
こんにちは。
今日は、東洋医学からみる片頭痛やこめかみの痛み、首肩の痛みや緊張、股関節の不調についてお話しますね。
前回の記事で、坐骨神経痛と膀胱経についてお話しました。
人の身体には、気の流れるルートのようなものがあり、そこに何かしらの滞りがあると、そのルート上の部位に何かしらの不調を感じるようになると、東洋医学では考えます。
その中で今日は「胆経」というルート(経絡)についてお話しますね。
今日お伝えする胆経は、下のイラストのような流れを辿っています。
この胆経は、
目の外側から始まり
↓
こめかみや頭の横側をジグザグと巡り
↓
首や肩を通り
↓
腹部の側面
↓
股関節・足の外側
↓
足の第四指で終わる
このような流れをしています。
それなので、胆経に何かしらの不調があると、このルート上のどこかにトラブルが起こってくるようになります。
今日のタイトルに書いた片頭痛やこめかみの部位ですが、先ほどのイラストを見ていただくと、まさにこめかみや頭の横側をこのルートが巡っていることがお分かりいただけると思います。
また、股関節もこの胆経は巡っていますので、股関節に痛みがあったり、動きが悪いといった時には、同じく胆経からのサインと捉えることができます。
また、それ以外にも胆経は首や肩を巡っていますので、この部位の張りや痛みにも関わりますし、
肋骨の辺りの不調や
膝の外側の痛み
足の外側に沿った皮膚トラブル
なども胆経によるものと考えることができます。
今回ご紹介している胆経はイラストのように、頭から足先まで、身体の上から下まで巡っているものなので、このルート(経絡)による不調は多岐にわたります。
こめかみと肋骨の辺りの不快感がある
頬のあたりにシミがあり、膝の外側に痛みがある
どちらも身体の部位は異なりますが、同じルートを巡っている胆経による不調なのです。
このようなルート、東洋医学でいう「経絡」がわかると、
異なる部位に不調が起きても「それがなぜ起こっているのか?」を関連づけて理解することができますし、それらの不調に対する適切なケアを見つけることができるようになります。
人の身体は1つで、全ての臓器は関わり合っている
東洋医学ではこのように考えるので、不調があちこちにあっても、その説明をつけることができます。
東洋医学や経絡から、
今悩んでいる不調がなぜ起きているのか?
を知ることで、適切なケアの方法を見つけ出し実践していくことで
不調に悩まされない健やかな身体作りをしていきましょう^^
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