イランイラン精油
学名:Cananga odorata
科名:バンレイシ科
蒸留部位:花
主な成分:セスキテルペン炭化水素類(-)、セスキテルペン炭化水素類(+)、エステル類など
特徴:
●マダガスカルやレユニオン島など熱帯地域で育つ植物。私がよく行く植物園にもイランイランの木がありますが、それは"熱帯植物園コーナー"の中で栽培されています。
●東洋医学から見ると、イランイランは五臓のうちの"心"をなだめるとされているので、落ち着きがない時や興奮している時、不眠の時に用いると良いでしょう。
●精神を鎮静させる作用がある一方で、強壮する作用も併せ持っているので、精油全体として精神を安定させてくれる効果を期待することができます。
●その他、ラベンダーやクラリセージとブレンドして生理痛など婦人科系トラブルにも適していますし、
お肌や頭皮・髪のケアにも嬉しい効果をもたらしてくれます
注意事項:高濃度での使用は控えること。
下の写真は、イランイランの花を精油の瓶の大きさ(10ml)と比較したものです。
やや小さめのお花で、下をうつむいたような姿をしているのが特徴。
お花は成熟すると黄色くなっていくようですが、私はまだ黄色くなったお花を実際に見たことはありません。
イランイランの精油はこの貴重な花から得られるもの。
独特のエキゾチックな香りを楽しみながら、1滴1滴大切にしたいきましょうね^^
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?