《相性抜群》ドラグーンの再来!【D-HERO オルフェゴール】デッキ
アロマです。今回はReN(@ren_ygo_sdv)さんとの共同執筆になります。
今回は、今話題の【D-HERO】ギミックを採用した【オルフェゴール】デッキについて解説出来ればと思います。
このデッキを使用してみての個人的な感想は、『展開が行えるミッドレンジデッキに生まれ変わった【オルフェゴール】』でした。
『【Dオルフェゴール】に興味がある!』
『【Dオルフェゴール】を組んでみたけど、なかなか勝てない。』
『【Dオルフェゴール】相手への戦い方が知りたい!』
これらのような事を思った方は是非、読んで頂きたいです!!
1.構築
第37回ネクストプレイ杯にて準優勝だった構築になります!
また、2021年8月10日のOCSでも結果を残しています。
2.このデッキの強み
このデッキの強みは3点あります。
・「フュージョン・デステニー」の素材となるモンスターに弱いカードを入れなくて済む為、デッキとしての相性が良い
・「フュージョン・デステニー」後の次のターンでの展開力も凄まじく、1ターン目での展開ハードルがかなり低い
・まずは【オルフェゴール】の展開を行い、止められたら「フュージョン・デステニー」の動きに移行すれば良いので、単純に最大値も最低値も大幅に改善出来ている
順に説明します。
・「フュージョン・デステニー」の素材となるモンスターに弱いカードを入れなくて済む為、デッキとしての相性が良い
今回、「フュージョン・デステニー」から召喚する「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の素材として、「D-HERO ディアボリックガイ」と「D-HERO ディナイアルガイ」の2種類を採用しています。どちらも、特殊召喚をする効果を持ち合わせている闇属性という事で【オルフェゴール】との相性は良いです。
素引きしてしまったとしても、今回の構築では「禁じられた一滴」や【閃刀姫】ギミックからの「トロイメア・フェニックス」、「ツインツイスター」等で墓地に送る事で追加の攻め手を増やしてくれるカードとなる為、他デッキの「フュージョン・デステニー」と比べると不要札となるカードが少なく出来る点が優秀です。また、今回は採用していませんが、「ダーク・グレファー」との相性も抜群です。
・「フュージョン・デステニー」後の次のターンでの展開力も凄まじく、1ターン目での展開ハードルがかなり低い
「フュージョン・デステニー」を発動した次のターン、「D-HERO ディアボリックガイ」と「D-HERO ディナイアルガイ」の効果でリンク数を3つ増やせますので、通常召喚や既に居る「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の効果を合わせる事で、「ユニオン・キャリアー」から確定で【オルフェゴール】の展開へ持ち込む事が出来ます。
つまり、先攻では最低限「フュージョン・デステニー」の発動さえ通せば有利なゲームに持ち込める。とも言えます。このハードルの低さが今までの【オルフェゴール】よりも優れている点です。
・まずは【オルフェゴール】の展開を行い、止められたら「フュージョン・デステニー」の動きに移行すれば良いので、単純に最大値も最低値も大幅に改善出来ている
先程の話に繋がるのですが、1ターン目が「フュージョン・デステニー」のみでは妨害数に不安を覚えると思います。手札誘発や「禁じられた一滴」のようなギミック外の妨害手段も多く採用する事で足らない妨害数をカバーし、ミッドレンジデッキのように立ち回る事が出来ます。勿論、先攻で展開してしまえばそのまま勝ちになる為 、展開が通れば良し。通らなくてもゲームになる。といった感じです。
以上がこのデッキの強みです。
3.各カードの採用理由
メインデッキ41枚
・「オルフェゴール・トロイメア」2枚
デッキに2枚目が残っていて欲しい状況が多々ありましたので、2枚採用しています。また、【オルフェゴール】の枚数が最小な為、1枚でも【オルフェゴール】モンスターが多い方が「オルフェゴール・ディヴェル」からの特殊召喚先に困らなくて済みます。
また、「禁じられた一滴」を最大枚数採用していますので、コストとして最も優秀なカードとしての役割もあり、2枚目を採用しました。
このカードを展開に絡めておく事で、相手ターンに「I:Pマスカレーナ」の攻撃力を上昇させる事にも繋がるので、相手が通常召喚権だけでこちらの「I:Pマスカレーナ」を使わせるプレイを阻止出来る可能性があります。
・「宵星の騎士ギルス」1枚
展開途中にも使用しますし、1枚初動としても優秀です。
基本的には①の効果で「オルフェゴール・ディヴェル」か「星遺物-『星杖』」を墓地に送ります。相手ターン中に出した場合は、だいたい「オルフェゴール・スケルツォン」を墓地に送ります。②の効果を持ち合わせている為、相手の「PSYフレームギア・γ」や「無限泡影」は必ず打たせる事が可能なので手札次第ではありますが、誘発の貫通にも一役買ってくれます。
・「オルフェゴール・ディヴェル」1枚
このデッキの初動は、このカードの効果から始まります。
先にこのカードを墓地に送っておき、「オルフェゴール・バベル」で相手ターン中に発動する事によって「トポロジック・ボマー・ドラゴン」での妨害が可能ですし、このデッキの中核を担うカードです。
・「オルフェゴール・スケルツォン」1枚
自分のターンでの展開、相手ターンで「宵星の機神ディンギルス」を特殊召喚する事による妨害、リソースの確保と1枚のみの採用ですが幅広い役割を持ち合わせているカードです。
他の【オルフェゴール】と違って素引きがあまり強くないので、1枚のみの採用に抑えました。
・「オルフェゴール・カノーネ」1枚
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