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《手札誘発耐性◎》新制限対応!展開型【幻影騎士団】デッキ

アロマです。

今回は、2021年1月1日から施行の新制限で活躍出来る【幻影騎士団】デッキについて解説していきます。

先攻での圧倒的な展開力を持ちながらも、相手の手札誘発に対しての対応力が凄まじいデッキです。また、後攻での手数も多く、先攻・後攻共に優秀なテーマであります。

また、前期から【幻影騎士団】で数多くの実績を残している おーはしさん(@fangmashiro )との共同執筆になります!


1.構築

2020年12月16日のネクストプレイ杯で準優勝した構築になります!

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2.このデッキの強み

【幻影騎士団】というデッキは、1枚初動を持ちながら環境最大級の先攻展開が可能なデッキです。

【電脳堺】や【SPYRAL】といったデッキと同じように、通れば勝ちという動きを持ちつつ、初動の枚数に恵まれています。このようなデッキタイプには、強力な展開力の代わりに全て2枚以上の組み合わせが必須条件な事が多いです。

しかし、今回の構築であれば「幻影騎士団ティアースケイル」や「SRベイゴマックス」。更に増やすのであれば、制限解除され3枚採用する事が可能になった「魔界発現世行きデスガイド」など、1枚のみで最大展開まで到達する事が可能です。

現代遊戯王において、1枚初動と2枚初動は雲泥の差です。採用する事の出来る手札誘発や相手の妨害を退けるカードを多く採用する事が出来ます。


また、追加の責め札を引けば引く程相手の妨害を乗り越える力も持っており、後攻からでも戦う事が出来ます。


そして、個人的な意見ですが、デッキの強みとしてかなり評価に値する強みもあります。それが、手札誘発が準初動になる。という事です。

採用する手札誘発がレベル3のモンスターであったり、チューナーであれば準初動として活躍しますので、お互いギリギリの勝負に縺れ込んだ際、この事実が勝敗を分ける可能性が大いにあります。


他にも、【幻影騎士団】特有の圧倒的なリソース確保能力や「幻影霧剣」というモンスターの展開とは別の独立した妨害を持っており、安定感と爆発力を兼ね備えています。


これらが、【幻影騎士団】デッキの強みです。


3.基本展開パターン

このデッキが目指す最終目標は「真竜皇V.F.D.」です。

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それに追加で罠デッキ相手にも負けない大量のリソースと、「幻影霧剣」という優秀な妨害を添える事が可能です。


初動:「幻影騎士団ティアースケイル」+ 手札コスト1枚

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最終盤面:「真竜皇V.F.D.」+「幻影霧剣」+ 2枚ドロー + 墓地リソース複数枚

となっています。また、追加で動くカードの中にはコストとして使う場合でも優秀なカードが多く採用されていて、それらと組み合わさると「幻影霧剣」やリソースが更に増えます。


まずは、基本の展開パターンを紹介します。

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