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DINKsの週末はとにかく呑気で自由


はじめに


久しぶりにDINKsネタで記事を書きたいと思う。

最初に簡単な自己紹介と前提条件を共有させていただくと、私は平成6年生まれの現在29歳(2024年度で30歳)で、2歳年上の夫と首都圏で2人暮らしをしている。

新卒から大手金融機関勤務・結婚数年目なので、周囲からは「そろそろ産育休を考えているのでは?」と思われていそうだが、あいにく私は子どもを生み育てるつもりは今のところ一切ない。
出産というリミットがあるものに対して「今のところ…」なんて言うのは能天気だとも思うが、それなら「一切ない」とはっきり言い換えたい。

DINKs(Double Income No Kids・共働き子なし夫婦)というライフスタイルについての記事や自分の考え方は過去にも複数書いている。


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▼「仕事編」も書いています▼



どの記事でも書いているが、改めて。
私はDINKsを全員にすすめるつもりは全くないし、何なら私のような女性はかなり少数派だということは重々承知している。それから、自分自身は子どもが苦手だけれど、世の中の子どもや子育て世帯に対する支援は絶対に必要だと思っている。


ただ、「子どもを持たないこと」「子どもを持てないこと」「子どもを持てないかもしれないこと」で気持ちが塞がってしまっている人に、「夫婦2人暮らしの未来も悪くはないかも?」と思ってもらえたら良いなとは思っている。(私は望んで子どもを持たないので、もちろん状況は違うけれど)





個人的に「やっぱりDINKsが良い」と思うことは仕事でもプライベートでも山のようにあるのだけど、今週末にも漏れなく感じたのでシェア。


私がこの休日で改めて思ったのは、
とにかく時間の使い方が自由すぎる!!
ということ。

本当に今更というか、もう何度も「時間とお金と体力を自由に使いたい」という話はしているけど。



私たちのある日の過ごし方をざっくり振り返ると、

 7:00 起床
 8:00 近所のコメダ珈琲で朝食
 9:30 洗濯と掃除を分担
10:30 スーパーで買い出し
12:00 昼食
13:00 それぞれ自由時間
17:00 お互い帰宅
19:00 ラーメンを食べに行く
23:00 就寝


と、まあ何の予定もないし何なら別行動しているわけだが、家事は一通りやって自分の自由時間もそれなりにとったのに、帰宅してもまだ時間が余っている。
そしてこの日は1食も自炊せずに全て外食・買ったもので済ませた。


そもそも掃除も洗濯も食事も大人2人分を大人2人でやるので、大した労力も時間もかからない。夫婦2人ともフルタイムで働いているので、立て続けに外食しても金銭的な痛手も罪悪感も大してない。むしろ平日疲れているんだからこれくらいは当然!


DINKsの週末はとにかく呑気で時間がある


記事のタイトルにもしたが、この記事で私が伝えたいのはこれ。

上述の1日は、本当に何の変哲もない、何なら外から見たら平凡退屈な休日だったわけだけど、当の本人としては「う〜ん、DINKsの良さってこれこれ!」という気持ちだ。


何時に起きても良い

いきなり幼稚なことを言い出すけど、休日は自分の好きな時間まで寝たい。それが早起きか寝坊なのかはどちらでも良いのだ。誰にも邪魔をされずに自分のリズムで起床できること、起床後もダラダラしようがテキパキ動こうが、自分の好きにすれば良い。

起床後に限らずどの時間でもそうだが、私は特に「朝起こされることがない」「自分の都合以外で起きなければいけないことがない」というのは大きい。だって平日は毎日早起きしているんだから。休日くらい好きにしたい。

だから私は、友人が朝から子どもの朝ごはんを準備したり公園に連れて行ったりしている様子をインスタグラムで見るたびに、それが当たり前のことなのだとは思いながらも「自分にはできないし、”やりたくない”」と思うのだ。


「サクッと外食」が可能

大人2人だと、思い立ったら即出発できる。行く場所も好きに選べるし移動も楽。ショッピングセンターのフードコートで家族連れを見るが、「これで本当に親御さんは休憩になるのだろうか?」と思うくらいの戦場だ。「こんなに騒いでこぼして、それでも家で作って食べさせるより楽なのか?」と疑問だが、残念ながら私には子どものペースに合わせた食事はできなさそう。


自分の好きなことができる

私のこの日の自由時間の使い方は、ルミネで洋服を見たり普段ストックしている紅茶を買ったり、後輩への誕生日プレゼントを買ったり本屋さんで次に買う本をリサーチし、最後はカフェで小休憩。

誰にも邪魔されず、自分のペースで自分の好きなところに行って好きなことができる。この日はこんな平日でもできるような平凡な過ごし方だが、これが美術館であろうが日帰り旅行であろうが私は基本的に自由だ。(ちなみに夫はジムとサウナに行っていた)


3食外食でも構わない

…経済的にも栄養的にも推奨は全くされないし食べるものによるけれど、大人だけだったら、1日くらい3食外食でも正直そんなに問題はないと思う。

けれど、小さい子どもに3食外食を食べさせるのは(別に良いけど)何となく気がひけるような。それに外食代もばかにならない。

ちなみに私たち夫婦は2人揃って料理が好きでも得意でもないので土日は外食が多め。野菜をろくに食べない日もあるけど、今更1日の栄養バランスが悪くたって大した影響はないし、もし肌荒れや浮腫に繋がったらそれはそれで自己責任だ。


何時に寝ても良い

朝何時に起きても良いのと同じで、寝る時間だって自由。何なら昼寝も自由。
長い人生から見たら「寝かしつけ」をする期間なんて短いし、それも幸せな時間であることは重々承知しているが、私は家事や自分のことをやりたいのに放置して寝かしつけをすることもやりたくない。

眠ければ21時に寝るし、夜ふかしして好きに過ごす日だってある。その日の気分で決める。それが良い。


夫婦で干渉せずマイペースに過ごせる

私自身の性格からして、「自分が何か制約されているときに夫が自由に過ごすことは許せない」タイプ。
今は夫がジムに行こうが登山に行こうが友達と遅くまで飲んで帰ってこようが全く気にならない(むしろ1人の時間ができてラッキー♡とすら思う)し、夫からも干渉されたり文句を言われたりしたことは一切ない。けれど、自分が休日も育児から離れられない状況なら話は別。大人1人いれば十分な状況だったとしても、その裏で夫がひとりで自由に動き回っていたら絶対にイライラすると思う。(笑)



結局私は自分のことしかできない

ここまで書いていて、私の幼稚な言い分に辟易とした人もいるかもしれないが、私にとっては大真面目な話で、これらを手放して育児をするということはどうしても考えられない。世の中の「親」は働きながらこれをやっているのだと思うと本当に大尊敬だ。


相当レアなことは分かっていて、この考えを他人に押し付けるつもりは微塵もないが、この考え方を恥じてはいないし、私の価値観も侵害しないでほしいと思っている。ずっとフルタイムで働いているからこそできることもあるし、大人だけで暮らしているからこそ実現されるものもある。

「自分はどちらが良いのか」だけ分かっておけばそれを人に伝える必要なんてない。これはどちらの立場でも同じことだと思う。

世の中の夫婦2人暮らし家庭が全て自分で望んでなっている人ばかりではないことは分かっているけれど、その分断で自分の心身を削るのはもったいないし、傷つくところは1つでも減らしてほしいと思っている。






今日は日曜日。
今日も朝中に掃除も洗濯も終えて、スッキリ。
無駄な物がなくて、そこまで広くなくても十分スペースがある自宅で、お気に入りの紅茶とチョコを片手に私はのんびりこの記事を書いている。

明日からの仕事に備えて、休息します♧
良い日曜日をお過ごしください。



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