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やっぱりDINKsでいようと改めて思った話〜プライベート編〜

30歳手前の私の周りは、絶賛第一子出産ブーム。
毎日のようにと言ったらさすがに大袈裟だが、毎月は必ず、SNSに出産報告があがる。

正直どんなにそれが幸せそうな投稿であろうと、私はこのまま子どもは持たずに生きていきたいと思うわけだが、今日は私がDINKs(共働き子なし)でいようと思う折々のタイミングや理由を「プライベート編」として話したい。
ちなみに、「仕事編」はこちらから。

※前提として、全ての人にDINKsを勧める気はないことはご理解いただきたいです。
ただし、「出産してこそ」「子どもを持つことの幸せ」に囚われている人の今後の考え方や心持ちへ少しでも参考になれば良いとは思っています。



やっぱりDINKsでいたい理由

「プライベート編」をまとめるなら、「とにかく何事も自分の好きにしたい」というところだろうか。
自分の自由と引き換えに子育てをしたいとは全く思えないし、私は自分の精神力では妊娠期間すら乗り越えられる気がしない。そしてこの考えを人に押し付けるつもりはないが、だからと言って恥じるつもりも一切ない。



自分の給料は自分のためだけに使いたい

いきなり幼稚な理由だけど、自分が汗水流して稼いだお給料は自分の好きに使いたい。

元々この思いが強いので、我が家は現在も夫婦で財布を完全に分けており、生活費を折半で支払った後の給料の使い道は自由。
「カップル貯金」「夫婦共同の貯金」はやったことがないし、お互いどういう使い方をしているのかは知らない。(実際には大きな買い物をするときには相談したり貯蓄額を共有したりはしているけど。)

そんな私だが、職場の先輩が「保育料は月7万円」「ボーナスは子どもの夏期講習代に消える」「中学受験のための塾代が月5万円」と話すのを聞き、関係ないのに勝手に卒倒しそうになった。

当人たちからすれば親として当たり前のことなのだろうし(実際自分もそうやって教育費をかけてもらった)それが親としての幸せでもあるのだろうけど、それでも私にはハードルが高い。収入が極端に低いわけではないけど、自分の生活と資産形成、ちょっとした贅沢をするだけで精一杯。



好きな時にお風呂に入りたいし、寝たい

お風呂タイムに強い拘りがあるわけではないが、疲れた日は存分にゆっくり長湯したいし、ご飯の前に入る時もあれば寝る前に入る時もある。さらに、土日に朝から湯船に浸かってのんびりするのは私にとって休日のプチ贅沢。


実際にやるのは数年間だと分かっていても、仕事から帰って来て、子どもを慌ただしくお風呂に入れる毎日なんて私には全く想像できない。繰り返しだが、こういう時間が日常の幸せだという意見に反論したいわけではなく、入浴時間すら自分でコントロールすることが難しい日常なんて想像がつかないのだ。

起床・就寝時刻についても同じで、今のいつ寝てもいつ起きても良い生活以外の睡眠サイクルが想像つかない。人間誰だって、疲れた日は早く寝たいしゆっくり起きたいだろう。私はそんな単純な欲望を子どものために捨てる覚悟がない。



ひとりでカフェタイムするのが至福のひと時

私の趣味のひとつが、カフェでひとりでゆっくり過ごすこと。
平日は早めに会社付近に到着してニュースに目を通したり仕事の業務整理をしたり、休日は本やパソコンや手帳を持って、モーニングセットやケーキセットを片手に自分の好きに過ごす。特に休日は、平日の出勤前では過ごせないゆったりとした時間を過ごせることがお気に入りなのだ。


この、誰とも都合を合わせずにひとりでふらっと、しかも1,000円くらいで楽しめる私の大切な趣味だが、私が身軽で、ある程度自由にできる自分のお金を持っていることが大前提。(1回1,000円くらいで楽しめることに間違いはないが、私のカフェ代は平日も入れると1万円以上になっている。)

こんなささやかな楽しみだが、育児中の方がそんな呑気な時間の使い方をしているところはほとんど見ない。朝9時に出勤するだけで精一杯に見えるし、休日は育児、習い事の送迎で忙しいだろう。1人でゆったりした時間を過ごすことが好きな私にはつくづく向いていないと感じる。


アウトドア・人混みが好きではない

ひとりでカフェで過ごすことが好きな私は、アウトドア・人混みが大の苦手。

年々その苦手具合が増していて、実はこの夏の長期休暇は社会人生活で初めて、旅行にも夏のイベント(花火大会など)に行かなかった。
海水浴やBBQ、キャンプ、スノボなど、ちょっとした遠出が苦手だし、荷物が重かったり、汚れたりするとテンションが下がる。家でゆっくりしたいと思ってしまう。

子どもには外で色々な経験を積ませてあげることが大切だし必要だと思ってはいるものの、自分がそれを楽しくできると思えない。しかも貴重な土日に!本当に世の中のお母さんには頭が下がる。




いざとなれば1人で生きていきたい

夫のことはもちろん好きだしこれから先も一緒に生きていくつもりではあるけど、いざとなれば1人でも良いと思っている。

「どんなことも分かち合って、多少の我慢もしながら歩んでいくのが夫婦」という感覚はあまりなく、歩み寄れないものは歩み寄れないし譲れないものは譲れないと思っているので、経済的にも精神的にも夫に依存することがないようにしているし、いざという時に自分が迷ってしまうような要素はなるべくなくしておきたい。

もちろん、「だから子どもはいらない」というわけではない。
ただ、自分の覚悟のなさと妙に割り切った気持ちでは、子どもを持つ決断は全くできない。



まとめ

自分の価値基準を見失わない

今回は「プライベート編」で書いたが、元々の大前提として、私は子どもが好きではない。周りにこんなこと言うアラサー女子はいないが、気にしていない。敢えては言わないが、もし聞かれたら臆せずに自分は子どもが好きではないと言えると思う。

そしてこの記事にも書いている通り、私は「自分のお金・時間・体力を自分でコントロールして生きていきたい」という思いが強い。それこそが自分の幸せであると思っている。

自分の価値観を見つめれば、自分のライフスタイルやワークスタイルの方向性は自ずと決まるだろう。

もちろんこの価値観に執着しすぎるつもりはない。
もしかしたら、いつか「やっぱり子どもが欲しい」と思うときが来るかもしれない。(その時にはもう時すでに遅しな可能性もある。)

それでも、私は今の自分の価値観や価値基準、何が自分にとって1番優先させるべきことなのかを見失わないようにしたい。



夫婦2人暮らし、というより、自分の好きなようにしたい

夫が大好きだから夫とずっと2人で生きていきたい、というわけではなく、自分の好きに過ごしたい。
細かい日常の過ごし方だけでなく、働き方や稼ぎ方、住む場所やお金の使い方など。

夫のことは、子どもを育てて家庭を築くパートナーというよりは、お互い自立した上で一緒に楽しめるものは楽しむパートナーとして考えているし、夫にもそう考えてほしい。







こんなに割り切っている人は周りに1人もいないのでちょっとした疎外感を抱くこともなくはないが、自分の人生なので自分の思うように生きていきたいと思っています🍀

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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