4/22~4/26 ドル円週間展望
先週の振り返り
先週はほぼ動きなく心停止していたドル円ですが、
横モミというのは、為替に限らず出来高が細りますので売り仕掛けをしやすいタイミングです。
そのタイミングに売り仕掛けが入らなかったという事は先々週より言い続けてきたようにまだもう一段高を狙っていると考えるのがセオリーです。
今週も引き続き目線を変えずに重要なポイントを押さえながら取引していきましょう。
株価推移から見る為替
4月の1週目の海外勢は8000憶以上の買い越し。
4月2週目は先物は売り越しでしたが現物は買い越し。
4月は海外勢が日本株を買い越す特異月となっている為、今週も海外勢の買いが入ると思われます。
先物の勢いを見れば為替はまだまだ伸びそうにも思いますが、そこは罠だと考えております。
個別株全般を見れば実は全く動いておりません。
ファーストリテーリングが11日連続高をするなど、指数寄与度の高い銘柄が押し上げている上昇相場です。
日本は増税という最大の悪材料がある限り完全な上昇相場には現状なりえません。
そこを踏まえて、現状のドル円を考えると、上げ続けるだけの力も材料も考えにくく、もう一段上昇してから、一旦調整orトレ転すると考えます。
ファンダメンタル
今週からは国内勢も海外勢もGW前のポジション調整に入ってきます。
また25日に日銀の政策発表を控えてます。
日銀の政策発表は現状維持でしょう。
何か発表があるとすれば、おそらく6月。
6月は唯一、FOMCの後に日銀発表が出来ますので、何かするとすれば6月だと予想します。
また今話題になっている増税の延期・凍結の発表があるとすれば5月末です。
先週は幹事長代行が布石を打ってきた形です。
相場が大きく動き出すのはやはり6月でしょう、大阪サミットに注目です。
ドル円予想
大きな流れは先々週から予想しているもう一段高からの転換に変更は無し。
目標到達までは押し目を拾って、目標地点でショート狙い。
日足MACDを見てももう少し上値に余裕があるのがわかります。
先週のヨコヨコで、日足以下の短い時間軸でのMACDが一気に0ライン付近まで戻っております。
もう一段高を試す前に加熱感を冷ましたような形になっております。
上値を追うにあたって必ず注目しなければいけないのが、この赤ラインです。
この上昇の角度は、年始からの上昇ラインを平行にずらしたラインです。
このラインを明確に抜けるまでは上値を追っていけます。
円高波形に転換と確定するのは、前回の上げが縦上がりだった事もあり110.84を抜けてくるまで確定しませんので、刻んでみて行くしかありません、まずは上記の111.6ラインに注意して押し目を拾っていきましょう。
上値メドは先週からの狙いに変更はありませんが、もう一度おさらいしながら記述していきます。
年始からの上昇波形は112.137を高値に調整が入ってますので、
現在の上昇波形は調整終わりの新規の上昇波形になっておりますので、上値の算出をするにあたって注目するのは新規の上昇波形から
この二つです。
そしてここから算出出来る上値は
この3つです。
そしてここから消去法で絞りこみます。
冒頭で記述した通り、ファンダやここからの値動きの流れを考えると、
113.4をいう値は、そこに到達してしまうと、再度調整を入れてから高値を目指してしまう値となります。
現状では考えにくい為消去します。
残る値は113円と112.77円の二つです。
狙うは
【112.77】
この二つから絞り込んだ理由は
①消去した113.4を上値とした場合、112.81がフィボ76.4%ラインとなり、目先壁になる為狙いやすい。
②昨年末から切り下げラインも112円後半で重なる為狙いやすい。
③その他、トレンドラインやエリオットから考える上限も一致する為。
以上がこの波形で112.77のショートを狙う理由です。
エントリーポイントのまとめ
★引き続き111.83以下は111.6を背に押し目買い。
★112.7~112.8の売り上がりショート狙い
この2点です。
※前回の高値は3/25を底とした時の高値メド113円の76.4%ラインを意識して止められおりますので、次に抜けてくれば予想する高値圏まで時間はかからないと思われます。
4/24追記
4/23は行って来いでしたが動きがありましたので考察を追記します。
狙い通り111.6を背に下がった所を買い下がってロングしました。
冒頭でも記述したラインで反発
日足の上昇ラインですので今日陰線で引けると戻りでポジション切る事になりますが、このまま反発すれば予想に沿った動きです。
とにかくこの上昇ラインを割り込んでこない限りは目線を変えずにいきます。
そして今見てるイメージは上記の通り。
※年始からの上昇ラインと昨年末から続く切り下げラインを等間隔に引いたチャートです
1時間足の動きを考察すると
4/23の高値が112.034をつけた事で
112.166を高値とする下落カウントを終わらせた事になります。
現在は昨日の安値をスタートとする上昇カウントとなっております。
エリオット波動のカウント3の条件を満たすには前回の高値付近まで値を戻す事になります。
112円を試す上昇は次は4回目となり、抜けてくるのであればセオリー通り次のチャレンジが要注目となります。
明日25日は北朝鮮とロシアの首脳会談や日米財務相会談、26~27日の日米首脳会談などイベントが控えております。
またGW前なので悪材料に反応しやすい相場となっておりますので、本日の動き次第ではタイムカットも考えていきます。
狙いの本丸は変わらず【112.77】の売り狙い
変更点
111.6を背にした押し目買いは無しです。
理由は再度111.6にチャレンジするのであれば上昇ラインを割る事になります、またファンダ要素も考慮すると動きが鈍い場合はタイムカットも視野に入れていかないといけませんので、ここからの押し目買いはリスクが高い為、昨日までの買い玉で勝負します。
4/25追記
昨夜は一気に噴き上げておりましたね。
やはりMACDの0ライン付近までの下げは上値を狙う過熱感冷ましでしたね。
今の所ほぼイメージ通りに動いております。
日足大事なラインで反発して
1時間足111.653を底とした3破で吹き上げ
そして今回止められらラインは110.844を底とした波形61.8%値。
トレンドを考えると止まる所ではない、トレ転するにしてもやはり次の狙い本丸付近のタッチは必要。
【112.77】
やっぱりここ。
普通に狙うなら109.705を底とした上値候補の113円でショート狙いでしょうが、昨年より上値を抑えられてる下落ラインのタッチが次で3回目な事もあり、セオリー通りなら3回目は抜けてこない、はじかれる可能性が高い。
112.77~112.8このラインをブレイクするならば、113円では止まらずに113.4円を目指す展開が濃くなるので、やはりエントリーポイントとしては112.77のショート狙いが有効となると考えます。
という事でまだまだ本丸に変更なし。
買い下がりしたロングの玉を持ちながら、本丸ショートを狙っていきます。
一段上に抜けた事で下値の最終ラインは切り上げ
111.653
これを下回ればカウントと波形が崩れます。
昨日の追記にも記述した通り、やっかいなのは本日の北朝鮮とロシアの首脳会談や日米財務相会談、26~27日の日米首脳会談
ファンダ要素が不確定な事。
GW前なので悪材料には反応しやすいので、本日の動きが鈍ければタイムカットで利確する事も視野に入れてます。
4/26追記
昨日は111.653を抜けたのでポジション決済しました。
もう一段上昇という所までは良かったのですが、上値のメド112.77には届かず
結局調整だと思ってた下落波形がフラクラ後の年始からの上昇波形の延長でした、考えが一歩及ばず、参考にしていただいてた方には申し訳ないです。
ではもう112.77タッチはないのか?
と言われると、もちろん今だ上昇波形の中にいるので、絶対ないとは言い切れませんが、今回止まって反転した場所がその可能性を薄くしています。
順を追って説明していきます。
まず、今回の反転ポイントは先週のnoteに記載した消去方で消した上値候補、フラクラ後の初戻り波形の上値を埋めに行った形です
年始からの上昇波形が112.137を高値として調整、そして109.705を底とした新規上昇波形という見方をしていた事がまず間違いでした
新規の上昇波形と断定して上値を狙いに行ったので今回の高値と300pip以上反転ポイントのズレが出てしまいました。
昨日出来た波形から見える答えはもっと単純で
これでした。
ややこしく分析し過ぎました。
単純に年始からの上昇波形の延長戦上でした。
今回反応した高値がそれを物語ってます。
ただ今回反応したポイントが、上記のチャートから、年始のフラクラ後の初戻り波形からの100%をタッチしている事がわかります。
これはチャートのセオリーから『トレ転じゃない』という事がわかります。
ですので調整を入れて再度上昇に転じるというのが中・長期目線で予想出来ます。
それを踏まえてこれからの展開を予想すると
まず
【3/25の安値を割り込まない】
理由はカウントが崩れるからです。
大局は年始からの上昇が続いていると予想してますので、3/25の安値を割り込むとエリオットのカウントが年始の上昇を根底から覆す形となり、トレ転を意味しますので、ここからの下落で割り込む事はないです。
【どこまで調整を入れるか?】
ではどこまで調整が入るのか?
今回出来た上値112.4の波形から算出出来る下値メドは110.45です。
また今回の波形がフラクラ後の初戻り波形からの延長と考えてますので、2番底からのフィボ50%ラインも110.45です。
次に再度上昇に転じるならここまでの押しが一番理想的です。
現在反転してるポイントは上記のチャート通りです。
下値を支えているラインが転換ラインである事がわかります。
日足で非常に重要なラインですので、抵抗はされると思います。
ですので、ここを割り込むまでは一概に上記の予想した展開になると言い切れませんが割り込むとその後は110.45を目標に戻り売りエントリーでいいと思います。
エントリーポイントまとめ
【デイトレ・スキャトレ】
日足中期上昇ラインを割り込んだあとの戻り売り、目標110.45付近まで。
【スイング】
110.45でのロング
以上2点です。
万が一ここから上昇ライン割らずに高値更新となった場合は売り狙いは前回のままです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?