電流の大きさを、直列回路と並列回路で測定しました。 実験結果をもとに、電流の法則を確認した後、ペアを作って電流の問題づくりをしました。 (問題) 抵抗を7つ使って、電流の問題を作りなさい。 ただし、並列回路を必ず入れること。 次回、違うペアで問題を解き合い、それを問題作成ペアが採点します。
電流は目に見えません。 目に見えないものを扱うとき、科学ではそれを「目に見えるもの」に置きかえます。これを「モデル」といいます。 電流のモデルとして、教科書には「水流モデル」が紹介してありますが、今回は授業で「小球モデル」を紹介しました。 こちらの方が、電流を「電気を持った粒」とイメージしやすいと思ったからです。 実験用の鉄製の斜面を用意し、半分に折った割りばしをこれに斜めになるようにセロテープで貼り付けます。 ビー玉を上から流すと、割りばしにぶつかりながら下に落ちていきま
(先生の話) 「人体のしくみ」の学習が終わりました。 覚えることがたくさんありましたが、忘れても構いません。 例えば、お医者さんと話をしていて「すい臓」の話が出てくれば、そこで「すい臓って、どんな働きだったかな? そういえば授業でいろいろ覚えたな」と思い出しさえすせば、ネットで調べるきっかけになります。 「覚えた、理解した」という体験が大切なのであって、忘れれば調べればいいだけの話です。 今日から、新しい単元「電流・電圧・抵抗」 に入ります。 これらは目で見ることができま
人体のしくみのまとめとして、人体解剖図をつくりました。 これは、仮説社のオンラインショップで購入することができます。 生徒の作品のいくつかを紹介します。
2年「生物の体のしくみ」の単元が終わったので、煮干しの解剖をしました。 目、えら、脳、心臓、・・・と取り出していき、ほぼそろったところで台紙に貼り付けます。 胃と耳石が上級者コースです。 筋肉をおいしそうに食べていました。
記事2024.7.10 で紹介したパズルを、授業で取り上げました。 「明日から夏休み、今までご苦労様でした」の特別企画です。 (作り方) ①②パズルの印刷された用紙を、説明部分と本体部分に切り分ける。 ③本体裏の半面(右側または左側)にのりをつける。 ④半分に折って裏同士を貼り合わせる。 ⑤影の部分を切り取る。→ 完成です。 (遊び方) ⑥完成図を見ながら、4面を合わせて6種類の星座を作ろう。 ⑦まずは簡単な、わし座・さそり座に挑戦してみよう。 ⑧できた星座に色を塗ってお
(測定方法) 1 ものさしが落ちるのを見て、ものさしをつかむ。 2 ものさしが何cm落ちたところでつかめたかを読み取 り、下のグラフから要した時間を読み取る。 3 これを3回繰り返し、平均値を求めてホワイトボードに記入する。 (注意点)ヤマをはらない。 反応時間が一番短い生徒で0.16秒でした。 平均は0.20秒くらい。
7月6日(土)のいどの会で「夏の星座 絵合わせパズル」が紹介されました。 これは雑誌「たのしい授業 7月号」に掲載されたもので、パズルを折り曲げて4面を合わせて、合計6種類の星座を作るものです。 (仮説社 ONLINE SHOP から無料でダウンロードできます) 挑戦しましたが、かなり難しいです。 サークルの参加者も夢中になっていました。 生徒も喜びそうです。
見えたものに脳がだまされることを「錯覚」といいます。 錯覚を体験してみましょう。 冒頭の図で、上の面と下の面の色を比べてみましょう。 どちらの灰色が濃いように見えますか? 赤い矢印のところに、2つの面の境をかくす四角を置いてみるとどうでしょう。
(今日の話) 冒頭の写真は、牛の顔ですが、その模様をよく見ると、2人の人が向かい合っているように見えます。 脳は、意味のない白黒の模様にも、意味を見いだそうとします。 何に見えますか? イエス・キリスト像に見えますか?
「眼のつくりとはたらき」で「見ることと脳の関係」について話しました。 冒頭の図は、12本の線が並んでいるただの平面図形です。 しかし、私たちには立方体に見えます。 なぜでしょうか? 実は、眼の網膜に映った平面図形の像が電気信号に変換されて脳に伝わると、脳が立体的な像として認識してしまうのです。 「AとB、どちらが手前に見えますか」と生徒に問うと、「両方見える」と答える生徒が一定数います。 「右上から見ている」と思うとAが、「左上から見ている」と思うとBが手前に見えま
「植物の体のつくり」の授業の前に、1年生で学習した 「植物の分類」の復習をしました。 問題 単子葉類、合弁花類、離弁花類に属すると思う植物名をできるだけたくさんあげてみよう。 間違いやすい植物が出てきて、参考になります。 (先生) 冒頭の図に照らして、分類していきましょう。 マツは裸子植物なので、単子葉類ではありません。 チューリップは単子葉類なので、合弁花類ではありません。 イチョウも裸子植物なので、離弁花類ではありません。 間違いを赤い四角で囲みました。 ユリ
前回の授業で、生徒が知っている水中の微生物を、単細胞生物と多細胞生物に分けました。 本日は、実際に顕微鏡を使って、水中の微生物の観察です。 この授業では、どんな水を用意するかがカギとなります。 実は1ヶ月前に、水を入れたバケツに土と雑草を投げ込み、学校の庭の隅に放置しておきました。 ボウフラもわいて、ちょうど見頃となりました。 合わせて、学校の池の底の緑色のモヤモヤも水槽に入れておきました。 冒頭の写真のように、ボウフラとその周りのゾウリムシが元気に泳いでいるのが見えました
2024.6.13 の記事の続きです。 本日の授業では、生物の定義(最新版)を紹介しました。 多くの生物学者は、生物を次のように定義しています。 ①膜があること ②代謝(物質やエネルギーの出入り)すること ③自己複製すること 上の①~③のいずれの条件をも満たすものを生物と呼ぶ。 風船は膜があるけれど、代謝も自己複製もしません。 自動車は、ガソリンを入れて排気ガスを出します。運動エネルギーや熱エネルギーも出します。車体の外側を膜ととらえることもできます。しかし、自分で自
問題 つぎのものを「生物」と「無生物」に分けてみよう。 (○・・・生物 ×・・・無生物) 地球 太陽 月 火山 自動車 マツ カビ サビ ゾウリムシ ウイルス ロボット アバター ※アバターとは、パソコンゲームやSNS上で、歩いたりしゃべったりする自分の分身です。 班に1つホワイトボードを配り、生物と無生物に分けてもらいました。意見が一致しないものは、ものの名前を2つ書いてもらいました。 各班とも、議論が熱を帯びています。 冒頭の写真の1班にも、上の写真の5班にも、
本日の授業では、仮説実験授業授業書「ものとその重さ」にある問題をやりました。 問題 太郎君(体重60kg)は、カルビス入りのビーカー (1kg)を手に持ち、体重計にのりました。目盛りが61kgになったのを確認した後、床に降りて一気にカルピスを飲み、再び空のビーカーを持ったまま体重計にのりました。 体重計の目盛りはどうなったでしょうか。 予想 ア 61kgになる ・・・16人 イ 60kgより大きいが61kgより小さくなる ・・・10人 ウ