最近の記事

稽留流産した話(前編)

8週目で流産して、そうは手術をした話の妊娠発覚~手術決断までをまとめました。 2020年9月。結婚してから丸1年。ゆる妊活をし初めての妊娠からの早期流産(稽留流産)した話をまとめます。流産後に色んな人の体験談を見て気持ちを落ち着かせることができたので、記録がてら誰かの役に立てたらと思い記載します。 ※この記事はあくまで私個人の体験談で、全ての人に当てはまるわけではないです。また、今妊娠中の方を不安させる目的はありません。 ○流産がわかるまで生理予定日頃に市販の検査薬をフ

    • 常識のはざまを生きる

      日々変化していく常識、いつの時代もちょうど「はざま」なのではないかと思う。 私が最近「はざま」を感じたのは家族における男女の役割の変化である。というのも父と母がケンカをして熟年離婚しそうになったからだ。定年退職した父が家事をしないことで母のストレスが爆発したことが理由である。 父は亭主関白で仕事一筋。営業職であったこともあり、私が子どもの頃は毎晩の様に接待で家にいなかった。また、当時は完全週休二日制の会社はほとんどなかったようで、休みは少なく家族でお出かけ…なんてことも滅

      • あかぎれ

        母の手がひどくあかぎれていた。 「荒れてるでしょ」と苦笑いする母の手は最近始めたパートでさらに荒てしまったらしい。 その手は、小学生の時の私の手とそっくりだった。 当時少年野球をしていた私の手は元々の肌の弱さと毎日の練習で冬になると常にあかぎれており、ぱっくりと指の腹が裂けていた。 少年野球の練習は毎日のことであった上にグローブは従兄からのおさがりでかなりすり減り薄っぺらくなっていたので、いくらハンドクリームを塗り込もうと皮膚科で処方されたステロイドを使ってもなかなか治らな