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【大学の卒業旅行①】行き先はラオスを選んだ

「就職したらもうしばらく海外には行けない」という固定観念から、大学4年最後の春休みはどうしても海外旅行に行っておかねばという意識があった。実際のところ、新卒1年目でも2回ほど海外旅行には行ったのだが、このような「人生最後の〇〇」という意識はあったほうがよい。まだ猶予があることがわかると、どんどん後回しにするのが人間という生き物だからである。

というわけで、大学4年の春休みに海外旅行に行くことは決まっていて(決めていて)、他には「(あまりバイトを休みたくないから)1週間くらいで行きたい」「旅費が安いと嬉しい」「英語が使えない国がいい」という希望があった。前2個の希望によって東南アジア諸国であることはほぼ確定し、なんとなく英語話者が少なそうだというリサーチ不足からラオス行きが決定した。ちなみにラオスはかなり、英語が通じる。

卒業旅行とはいえ、ひとり旅、バックパック旅行なので、そのあたりは念頭に置いて読んでいただけると嬉しい。ちなみに行きの荷物の重さは5.0kgほどであった。


とりあえずハノイで準備

今回の旅は7泊8日。
日本〜ハノイ(乗り継ぎ国)の往復航空券、ハノイ〜ビエンチャン,ルアンパバーン〜ハノイの航空券、3泊目に泊まるバンビエン(ラオス)の宿のみ予約している状態だった。SIMカードだけはAmazonであらかじめ買って準備しておいた。
なお、この航空券の取り方は全くもって効率的ではないので、時間に余裕のある旅行者にはおすすめしない。ケチらずに数週間東南アジアを周遊するのがいいだろう。

出国ギリギリになって、とりあえず1泊目の宿だけ取っておいた。1泊するだけなので値段の安さを重視した普通のドミトリーである。

Hanoi Jade Hotel。1bed ¥2,500くらい。旧市街の外れにあるが、中心地にも一応徒歩で行ける。
荷物がリュックだけなので、自分のプライベートエリアに全て持ち込んでいる。

昼過ぎに到着して、外でご飯を食べたり散歩したりして、宿には寝に帰っただけだったので、同部屋の人たちは顔すら見ていない。8人くらいの部屋で、旅の道中に仲良くなったであろう人たちがいて、若干うるさかったが、他の人が止めに入っていた。

私はAirpodsで耳をふさぎながら翌日のプランを立てたり、予定を確認したりして、そのまま眠りについた。

ハノイからの移動

翌日は6時半には宿を出て、ハノイのノイバイ空港へ向かう。
ハノイの空港は市街地から若干遠いのが不便である。私は基本的に市バスを使う。

ベトナムは朝が早くて、6時半でも車やバイクが走っているし、カフェは賑わっているし、鶏が歩いている。朝早い少し肌寒い空気の中で人々が活動しているのを見るとなんだか目が覚める。

バスは予定時刻の45分後くらいにようやく来たので、少し焦った

ワットタイ空港(ビエンチャン・ラオス)

ノイバイ空港から1時間ほど飛行機に乗ると、あっという間にラオス・ビエンチャンのワットタイ空港に到着。入国審査も早々に空港の外に出る。

ベトナムと違って、ラオスの朝はめちゃくちゃ暑い。湿っていた。

そのまま道にフラフラと出てきてしまったのだが、おそらくここでタクシーかなにかを呼ぶのが正解だと思われる。なぜかあまりリサーチせずに来てしまったので、そのまま適当に目的地方面の車道を歩き、たまたま通りがかった乗り合いトゥクトゥク(ありがたい)に行き先を伝えて、そのまま乗っていった。これで乗り合いトゥクトゥクに会えていなければ途方もない距離を歩くところだったので、乗り物のアテはつけておくべき。

とはいえ、ラオスの情報はあまり日本語のサイトには載っておらず、旅行者のブログも古いものが多い。Youtube動画も、他の国の旅動画よりは情報が少ない。そのため、ある程度アテはつけつつ、現地で都度情報を得るのがよいだろう。最近はラオスのLINEオープンチャットも賑わっているので、情報収集の手段としておすすめである。

目的である「ミクセイパラダイスホテル」というビエンチャンで有名なゲストハウスに到着。ここには宿泊目的ではなく、自分の目的地「バンビエン」という町へのリムジンチケットを買いに来た。ここで買える保証はなかったのだが、なにかのブログに書いてあった情報を盲信して来た。ラオス旅にはある程度のえいやも必要である。

受付のお兄さんに「バンビエンへ行きたいのだが」と言うと、チケットを準備してくれる。本当は夕方のチケットしか残っていなかったそうだが、小柄なら1人くらい多くてもいいだろうと、13時の便にねじ込んでもらえた。日本人女性1人の旅人が物珍しいようで、「迷子にならないで!」と常に見張ってもらっていた。

ラオスでの全体の経験を振り返ると、意思を伝えたときは好意的に対応してもらえることが多かった。おそらく、ラオスの観光経済は人間関係で回っていて、融通がきくことが多いからだと思われる。ここについては後でまた触れることにする。

ビエンチャンからバンビエンまでは8人乗り乗り合いリムジンカーで2時間半ほど。車内は冷房が効いていて快適だったし、トイレ休憩もあるので、移動慣れしている人にとってはあまり負担は大きくないはず。

ラオスの道は基本土。車線もないが、一本道なので車の動きはカオスではない
最近高速道路が整備されたらしく、速く移動できるようになった。ミクセイホテルのお兄さんも、バンビエンから通勤しているそう。

ちなみに私はトイレ休憩が好きで、ガソリンスタンドのコンビニでいろいろな商品の値段を見る。大体の物価が分かるので、水や日用品はチェックしておく。

ラオスビール(ビアラオ)。着いてからのお楽しみにしたかったので、ここでは飲んでいない。ここでは¥90くらいで買えた。(11kキープ)

バンビエンに到着

15時前くらいにようやくバンビエンに到着。バンビエンは小さな町なので、中心地は歩いて回れるし、どこで車を降ろされても問題ない。
とりあえず腹ごしらえに、空いている店に入る。

着いたときの町はとても静かだった
昼過ぎだからか、入った店には誰もいない
鶏団子が美味しい

自分がバンビエンで取った宿は、中心地から約2km離れた田舎町にある。連絡すれば宿の人が迎えに来てくれるようだったが、街の様子を見ておきたかったので、なかなかに暑いなか、散歩がてら2km歩くことにした。

道中、水分補給で買ったマンゴースムージー。かなり濃厚なマンゴーで、かなり美味しい。約¥40。

まとめ

今回はハノイ〜バンビエンまでの移動について主に書いた。
次回はバンビエンの町について書こうと思う。

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