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Kindle Scribe 初見レビュー

これは人工芝アドベントカレンダー2022 3日目の記事です。10分で何かをポストします。

Kindle Scribe が届いた

家に帰ってきたら Kindle Scribe が届いていた。Kindle Scribe とは 2022年11月30日発売の Amazon 謹製の E Ink ノート端末である。

早速開封した

まず結論を先に言うと「Kindle Scribe はノートと読書のみに特化した端末であり、それ以外の機能はほぼなく、良い意味で尖っている非常に潔い端末」である。

良い点

  • Kindle 内に手書きメモが付けられる付箋機能がすごい。付箋機能をじぶんが実際に使うか分からないが Kindle との密な連携は Amazon謹製の Kindle Scribe でしかできない形で実現されている(たぶん目玉機能)

  • E Ink にペンを用いてそこそこ反応速度で字が書ける。ノート体験としてそこまで悪くない印象。iPad と異なりペンを充電する必要がないのも良い

  • ページめくりの反応が良く、ディスプレイが E Ink で目に優しいので、読書端末としての出来が良い(読書家向き)

イマイチな点

  • 潔いくらいにノートテイキングと読書のみに特化しているので、それ以外のこと、例えば音楽を聴くことや動画を視聴すること、アプリなどは何もできない

  • ノートをクラウドで自動バックアップしたりできない(クラウド連携が使えないっぽい?)

  • WiFi が 5G に対応していない

ノート書いてみた

書き心地はまあまあ良い。ちなみに、書いた文章は「オシムの言葉」より引用。オシム監督が祖国サラエボの悲惨な戦争を生き抜いてきた過去を語るときにけして戦争を美談にしてはならないという思いが込められた言葉である。

Kindle 本に手書きメモが書ける付箋機能使ってみた

Kindle の読書中にテキストをタップすると付箋が貼れて、そこに手書きのメモができる(おそらく目玉機能の一つ)

Kindle Scribe の付箋機能

Kindle 本のところ付箋アイコンが小さく表示されタップするとメモが見られる。

おわり

本日 Kindle Scribe が届いたので、初見レビューしてみた。

届いてみるまでなんとなく Kindle Fire や iPad と似たものを予想していたものの、それらとはまた一線を画したノートと読書のみに機能を尖らせた端末だった(クセが強いので人によって好き嫌い分かれそうな印象)。

個人的には Kindle 連携の良いディスプレイ10インチ以上の E Ink の読書端末が欲しかったので、その目的には合っている端末だと思う。

またノートを書くことを目的とする場合は QUADERUNO の方が良いかもしれない(QUADERUNO レビューとか見るとおそらく)。


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