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銭湯泊のススメ

在宅ワークは知らず知らずのうちにオリのようなものが溜まる。年度末で仕事が忙しかったりするとなおのことである。

ある日の深夜、次のニュースが流れてきた。黄金湯(こがねゆ)という錦糸町にある銭湯がリニューアルして宿泊施設(カプセルホテル)を始めたというニュースである。

早速、えいやッと平日休みを取って泊まりに行ってみた。

個人的にカプセルホテルのような施設に泊まるのは初である。カプセルといいつつ横になって手足を大きく広げられる程度のスペースは確保されている。できたばかりなためか木の良い香りがした。

錦糸町には中本がある。個人的に2021年末に一度行ったもののあまりに行列していて食べ逃した中本も平日で空いており気軽に入れた。せっかくなので店主の名前が刻まれている誠スペシャルを注文。辛い物好きならば満足できる辛さの中にも旨味のある一杯だった。

銭湯行って寝るだけとなったら、布団の上に置いてある部屋着に着替える。部屋着は肌触りよく手足首回り緩く脱ぎ着しやすくてとても良かった。黄金湯オンラインショップで売ってないかと調べたが、残念ながら部屋着はなさそうだった(残念)。

ここでやるべきことは1つだけ、そう!銭湯に入ることであるッ!銭湯といってもサウナもあって、湯舟も3種類、ぬるい→丁度よい→熱いと温度別で用意されている。水風呂も2つある。

感覚としては自宅の風呂が銭湯になったという感じに近い。緩い部屋着のままカードキーだけ持って2階から1階に降りると銭湯の番台があり、カードキーを渡してタオルを受け取り銭湯に入る。洗い物や着替えを考えなくて良い点ある意味では自宅の風呂に入るより楽かもしれない。

今回たまたま1部屋(4ブース)独り占めだった

今回の銭湯泊でしたことをざっくりまとめると、次のような感じである。

チェックイン→中本→ゴロゴロ→銭湯→ゴロゴロ→スヤァ(就寝)→むくり(起床)→ゴロゴロ→銭湯→ゴロゴロ→チェックアウト

銭湯泊の15時間

大体の時間を布団の上でゴロゴロしていて、気が向いたら銭湯へ向かうというまったり銭湯泊暮らし。

銭湯泊はそんなだらっとした時間を惜しげもなく過ごすことができる。

都内に住んでる者にとって小旅行というにはあまりにも近場だが、在宅ワークで気づかぬうちに溜まった疲れのオリを一掃してくれる程度にはリフレッシュできた。

2022年4月頭時点ではまだ穴場の出来立てほやほやの銭湯泊施設「黄金湯」に一度泊まってみてはいかがだろうか(おわり)。

ちなみに銭湯泊中にリリースしたポッドキャストエピソード(ピージェイさんホスト回)は野性味溢れる面白い音源なので、そちらもぜひ聴いてみてほしい(宣伝)


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