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Diverge? Divert? Diversity?

いずれも、ラテン語のdiversus(異なる、反対の)を語源とする英語だそうです。

それぞれの意味は、

Diverge - 「分岐する」「逸れる」という意味で、何かが異なる方向に進むことを示します。

Divert - 「そらす」「方向を変える」という意味です。

Diversity - 多様性

私は以前から、英語圏の差別否定派が多様性を唱えながらも、女性だけの会社を作ったり、黒人だけで作品を作ったりすることが不思議だった。それは多様性の真反対である単一性とか同一性と表現できる行為だからです。

そこで私は、もしかしたら、英語話者にとってダイバーシティという言葉を初めて聞いたときに連想するイメージに引っ張られているため「多様性」とは違う意味で使っているのではないかと予想するのです。

そこで調べてみると表題の通り。
Diveで始まる単語の多くは「分ける」「そらす」それから「脱ぐ」。
これらの中にポツンとDivers(種々の)という言葉がある。そしてたぶんこのDiversはかなり硬い表現だ。普段の生活で使うような物じゃたぶんない。

となると、Diversity!とだけ聞いた英語話者が最初に連想するのは、「分断!」なのではないだろうか?

だから、およそ多様性とは考えられないような行動を「Diversity!」といいながらやっているのでは?


読んでくれてありがとうございます。

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